「操作性の高い」ドライバー 筒康博が選ぶベスト3
ヘッドスピードの異なる有識者3人が最新ギアを試打して評価する「クラブ試打 三者三様」。2018年6月の連載開始から、取り上げたクラブは35モデルを超す。今回は「自分にとっての向き、不向きを知りたい」という読者の声にお応えし、これまで打ってきたドライバーをゴルファーのタイプ別にランキングする。全6回の短期集中企画をお見逃しなく。最終回は、ヘッドスピード40m/s台のクラブフィッター・筒康博に聞いた「操作性の高い」ドライバーのベスト3。
基準となるニュートラルなタイプ
1位:テーラーメイド M5
「操作性」で選ぶポイントは、意図的にドローやフェードを打てるかです。M5はアドレスでフェースをスクエアに構えやすく、また左に向きづらいドライバーです。安定したフェードボールを打ちたい人には、とても使いやすいです。またウェート調整機能があるので、フェードだけでなく、ドローボールでもスピン量の調整がしやすくなっています。ヘッドそのものはニュートラルなタイプですが、ウェートによって自分に合わせられるので、非常に操作性が高いです。
2位:タイトリスト TS3
タイトリストの「TSシリーズ」で、TS2と比べてTS3は目立たない存在ですが、実はシルエット、投影面積、重心バランスの完成度が高いドライバーです。初速性能にこだわったヘッドの中で、一番オーソドックス。なおかつ、きちんと打ち出し角を取れる寛容性があります。タイトリスト=難しいと思っている人も食わず嫌いをせず、ぜひトライしてもらいたい一本です。飛距離性能がありながらもスイングタイプを選ばない、バランスの良い重心位置のモデル。上達志向というか、自分のゴルフを作っていく中で、ど真ん中に位置するクラブだと思います。
3位:ダンロップ スリクソン Z585
スリクソンZ585は海外ブランド、日本ブランド両方の長所を取り入れたドライバーになっています。外ブラ的なシャローバック、カーボンクラウンと、ゼクシオでつちかわれたカップフェースの飛びを合わせた、スリクソンとしての「ニュートラルでゼロ基準」なドライバーと言えます。もともとつかまりやすく、スピン量を少なく設定してあるので、自分のスイングに対して素直な球が出やすいクラブです。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー