G425 MAX ドライバーを万振りマンが試打「木製バットのような打音」
ピン「G425 MAX ドライバー」の評価は!?
「G410」シリーズの大ヒットを受け、大きな注目のもと発売されたピン「G425」シリーズ。なかでも「G425 MAX ドライバー」は、同社史上最大の慣性モーメントを誇り、これまで推進してきた「飛んで曲がらない」コンセプトを、更に進化させたモデルとして登場した。そんな新時代の扉を開いた超話題作を、ヘッドスピード(以下HS)の異なる有識者3人が採点。フルスイング系YouTuber・万振りマンは、どのような評価をくだすのか!?
―率直な印象は?
「今回『G410 PLUS ドライバー』と打ち比べましたが、『G425 MAX』のほうが、前に前に強い弾道で飛んでくれる印象を受けました」
―『G425 MAX』のほうがスピン量は少ない?
「そうですね。HS50m/s台で振ると、どうしてもバックスピン量が増えて、吹け球になってしまうのがいつもの課題なのですが、『G425 MAX』はヘッドサイズが大きく、ロフト角も10.5度の割に、打ち出し角はやや低め(平均8.5度)でした。スピン量は、ボールとのマッチングもあるので、結果的に多くなってしまいましたが(平均3518rpm)、それでも飛距離が伸びていたので(平均291.1yd)、総合的には飛距離性能の高いモデルではないかと思います」
―試打中、打音が違うと仰っていましたが?
「全然違います。『G410 PLUS』のほうが、高音で少し金属感を覚える音色。一方の『G425 MAX』は乾いた感じで、カーボンや木製バットで打った時のような、コーンと低く伸びるような音がしました。抑えめの打音が玄人好みで、オシャレな印象を与えてくれます」
―木製バットより金属バットのほうが飛ぶような…?
「これはあくまでも印象の違いであり、性能面の違いに反映されるわけではありません。高い音が飛ぶというわけでもないですし、大きな音だからといって初速が速いわけでもありません。どんな音を求めるかは、ゴルファーの好み次第。個人的には、『G425 MAX』の乾いた音は、飽きのこない印象で、とても好みの打音です」
―長所と短所を挙げてください
「長所は、全く曲がらない点。ヘッド後方のウエイトを3ポジションで移し替えられるので、自分の持ち球に合わせたセッティングができる点も、大きなメリットになると言えます。短所を強いて挙げるとすれば、『G410 PLUS』より、スピン量を抑えられたと言っても、もう少し2000rpm台まで落としたい。鉛やウエイトで重量調整をしたり、カスタムシャフトも視野に入れつつ、自分のスイングに合わせたいと思いました」
―どのような人向き?
「いつも右方向に行きがちな私でも、概ねストレート弾道、時には軽いドローになってくれました。どんなに強く振りにいっても、真っすぐ真っすぐ飛んでくれていたので、スライサーの方に向いていると言えます。『G425 MAX』のつかまりの良さは、きっとコースで武器になってくれることでしょう」
HS50台でも納得の高得点【総合評価4.3点】
【飛距離】4.0
【打 感】4.5
【寛容性】4.5
【操作性】4.0
【構えやすさ】4.5
・ロフト角:10.5度
・シャフト:ALTA J CB SLATE(硬さS)
・使用ボール:市川サンライズゴルフセンター専用レンジボール
取材協力/トラックマンジャパン株式会社、市川サンライズゴルフセンター
万振りマン プロフィール
登録者2万人超えのフルスイング系YouTuber。2017年よりYouTubeにて「-Mr.FULLSWING MEN-万振りマン」チャンネルを開設し、数多くの試打動画をアップ。豪快なフルスイングが話題を呼び、人気に火がつく。日本プロドラコン協会(JPDA)B級プロライセンスを取得。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー