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最適なスピン量と打ち出し角で飛距離アップ!

ボールランチャーで飛距離を実測

(宮川)これが「ボールランチャー」です。高速でそれぞれ逆回転する上下2つのローラーの間にボールを通して、空中に打ち出す仕組みです。バッティングセンターのマシンと同じ原理ですね。

(S吉)打ち出し角やスピン量はどうやって調節するんでしょうか?

(宮川)打ち出し角は装置全体を傾けることで決められます。スピン量は、上下のローラーの回転数に差をつけることでコントロールしていて、回転数の差が大きいほどスピン量も大きくなります。逆に、差が全くなければ野球のナックルボールのような無回転ボールを打ち出すことも可能です。試しに見てみますか?

……宮川さん、ドンッ!と無回転ボールを打ち出す……

(S吉)おお~!ユラユラ揺れて、しかも全然飛ばない!

(宮川)このことからも、スピン量が飛距離に大きく影響しているのが分かると思います。

(S吉)なるほど。しかし、実際のボール開発ではこれで何度も何度も実験するんでしょうねえ。

(清水)私たちは1日多い時で約1,000球、毎月2万球近く、このボールランチャーやショットロボを使ってデータを取っているんです。やはり理論だけではなくて実際に飛ばしてみないと分からないことも多いですから。

(S吉)そ、そんなに……。では、私も負けずに実験開始と行きますか!

影響が大きいのはスピン量

今回の実験では、まずヘッドスピード43m/sでスピン量と打ち出し角をさまざまに変えて飛距離の変化を調べた(左図の右上)。その後、ヘッドスピードを52m/sに上げて、同様の実験を行った(左図の左上)。

(S吉)ヘッドスピードを変えても、グラフの大体の形は似ている気がします。

(宮川)いいところに気が付きましたね。初速の違いの分だけ、グラフが上下にズレるような格好です。43m/sと52m/sのどちらも、高スピン量で、高打ち出し角なほど飛距離が落ちています。逆に、低スピン量なほど、打ち出し角の変化が飛距離に影響を与えやすくなっていますね。

(S吉)これは一体どういうことでしょうか?

(清水)弾道の違いが大きいですね。高スピン量で打ち出し角を大きくし過ぎると、ボールに揚力が発生していわゆる「吹け上がり」状態になり、フワッと上がってすぐ落ちる感じになります。一方、低スピン量だと打ち出し角なりにドーンと球が出て、ぐんぐん前に進む感じです(左図の下2点を参照)。

(S吉)なるほど~。となると、どちらかというと打ち出し角よりもスピン量の方が飛距離アップのカギを握っているようですね。では、ヘッドスピードをさらに色々と変えたらどうなるのか、調べてみましょう!

これが理想の「飛びの三要素」の組み合わせ

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