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最も注目されたアイアンBEST10【2020年アクセス数ランキング】

ツアーモデルより飛び系優勢! 気になる1位は…?

2020年のGDO『ギアカタログ』でアクセス数が多かったクラブを、ランキング形式で発表するシリーズ第2弾は、セット販売がメインのアイアン部門をお届け。非力のゴルファーでも飛距離を稼げる飛び系モデルから、操作性と寛容性を併せ持つハーフキャビティまで。今年発売されたモデルにはどんなトレンドがあったのか!?

■第10位:スリクソン ZX7 アイアン(ダンロップ)

松山英樹が今シーズン使用したことで話題を集めた「スリクソン ZX」シリーズ。9月の全米オープンでは、ドライバーに続き「スリクソン ZX7 アイアン」の4番もバッグイン。ちなみに5番からPWは、昨年発売の「Z-フォージド」のまま。ミドルアイアン以上の距離でも操作性を求める人は、この松山流セッティングを参考にしてみよう。

■第9位:マーベリック プロ アイアン(キャロウェイ)

アイアンとして初めてAIフェースを採用した「マーベリック」シリーズの「マーベリック プロ アイアン」。シリーズで最もヘッドが小ぶりで、トップブレード薄め、しかもオフセットが少ない。ウッドラインで言えば、「サブゼロ」と同じ数量限定モデル。発売直後「そこは『サブゼロ』じゃないんかいっ!」と突っ込んだ人は多いのでは。

■第8位:JPX921 TOUR アイアン(ミズノ)

ミズノのツアーモデル「JPX921 TOUR アイアン」は、軟鉄鍛造で打感が良く、重心距離を短くして操作性を高めたモデル。開発にあたりツアープロの意見を取り入れ、国内男子ツアー選手会長の時松隆光も使用する。一般ゴルファーの口コミでも、「ほぼマッスルバック」「吸いつく打感が素晴らしい」と、打感への評価が高かった。

■第7位:SIM MAX アイアン(テーラーメイド)

テーラーメイド「SIM」シリーズは、今回7位に入った「SIM MAX アイアン」と、サイズの大きい「SIM MAX OS アイアン」の2モデル。どちらもストロングロフト設定で、「SIM MAX」が7番で28.5度「―OS」が26度。「スピードブリッジ」「スピードポケット」「フルレングスエコーダンピングシステム」と、同社ならではの横文字技術が満載。

■第6位:マーベリック アイアン(キャロウェイ)

マーベリック アイアン」は、「マーベリック」シリーズのスタンダードモデルで、芯を外しても飛ぶドライバーと同じく、寛容性と飛距離性能の高さが特徴。ロフト角は7番で27度と、シリーズNo1のストロング設定。「新製品レポート」では、試打した7番について「ミートのしやすさは7番のまま、飛びは5番以上」と驚きの評価が出ていた。

■第5位:G425 アイアン(ピン)

ドライバー同様、発売前から注目度の高かったピン「G425 アイアン」は、ミスヒットに強く、ブレずに飛ばせるモデル。グリップエンドには、全てのショットデータを記録できる「アーコス」センサーが標準搭載。番手ごとの距離把握や、ミスの傾向など、ラウンド後は必ずスマホ片手に分析するID派の人には手放せない機能と言える。

■第4位:JPX921 FORGED アイアン(ミズノ)

ミズノ「JPX921 FORGED アイアン」は、フェース面の高初速エリアがシリーズ最大で、プロモデルらしく、つかまりを抑えた設計。「TOUR」よりやさしく、「HOT METAL」より操作感がある。一般ユーザーの口コミでは、「マイルドとソリッドの中間の打感がGood」「ソールの抜けが良くラフでも振り切れる」との声が並んだ。

■第3位:スリクソン ZX5 アイアン(ダンロップ)

スリクソン ZX5 アイアン」は、10位にランクインした兄弟モデル「ZX7」より、飛距離性能と寛容性の高さが特徴の軟鉄鍛造アイアン。“日本一曲がらない男”稲森佑貴が使用し、10月の「日本オープン」を制したことで、注目もさらに集まった。“日本一曲がらないアマチュア”になりたい人は、一度試してみてはいかがだろう。

■第2位:JPX921 HOT METAL アイアン(ミズノ)

2位に「JPX921 HOT METAL アイアン」が入り、ミズノ「JPX921」シリーズは全3モデルが全てランクイン。今季国内メジャー2勝を飾った原英莉花が、発売前から実戦投入したことで話題に。ミズノ公式サイトで公開中のインプレッション動画にて「なんだこら、いい」という彼女の素朴な反応が、多くのファンからカワイイと支持を得た。

■第1位:G710 アイアン(ピン)

ことし最も注目されたのは“ズルい飛び系”こと、ピン「G710 アイアン」。ツヤ消しの黒ヘッドで精悍に見えるにもかかわらず、飛距離とやさしさをもった“ズルさ”が魅力。前作『G700』を使った金谷拓実が、2019年「三井住友VISA太平洋マスターズ」でアマチュア優勝したことも、新作がより長く注目された要因と言えるだろう。

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