石川遼のシャフトが「6S」って!? スピンの入るドローを求めて
「Ai スモーク」石川遼の最速レビュー 手応え上々トリプルダイヤモンドの意外な恩恵
ことしも年明けからテーラーメイドとキャロウェイの新しいクラブの話題で持ちきりだが、日本のプロたちもオフの期間を利用して、新製品のテストを重ねている。
3月の国内男子ツアー開幕を控えて、新1Wの調整に余念がないのがキャロウェイ契約の石川遼。すでに昨年末に「パラダイム Ai スモーク」をテスト。アスリート向けの「◆◆◆(トリプルダイヤモンド)」だけを試したのかと思いきや、やさしいモデルまで含めて4機種全て試したという。
「『MAX』や『MAX D』まで含めて全部打ちました。その中だと今のところトリプルダイヤモンドの弾道が良かったですね。昨年まで使っていた『パラダイム ◆◆◆(トリプルダイヤモンド) S』に近いというか…、ほぼ一緒でしたね」。昨年までのエースと同じで、ちょっと右に出てドロー弾道でターゲットに戻ってくる、石川の理想とする弾道が打ちやすかったようだ。
スピン量や球の高さも「ほぼ一緒かな」と、すんなり移行しそうな様子。長年同社のドライバーに標準装備されていた“ジェイルブレイク(JAILBREAK)機能”がなくなったが、「打感がちょっと柔らかくなりましたかね。でも、データ上、初速もスピン量も申し分ないです」と、その影響を感じていないようだ。
さらに新しいヘッドになって、思わぬ恩恵があった。「そこが狙いだったかどうかは分かりませんが」と前置きしてから、「ダウンスイング時のフェース面のブレが少なくなった感じ。なんかこう、僕はやっぱりここ(ダウンスイング)で開きながら来るのが一番イヤなので、そこで開きにくくなった印象です。早い段階でフェースがつかまる方向になりながらクラブが下りてくれるのはうれしいですね」
昨シーズンの途中からグラファイトデザインの「ツアーAD TP 」(6S)を先端カットして使っていたシャフト自体のスペックも継続する予定。「もうほんと今すぐにでも(試合で)いけそうっす」と手応えは上々だ。(編集部・服部謙二郎)
レッスンカテゴリー
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- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
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