■アベレージゴルファーがラクに飛ばせる、ヤマハの技術力を結集したアイアン

見た目の美しさを維持しながら、アベレージゴルファーにやさしさを追求するためシャフトにもこだわった

「『インプレス RMX マレージング アイアン』は、これまでのDシリーズの流れを継いたモデルです。やさしく飛ばせるけれど、ヘッド形状の見た目がシュッとしていて、打ち込んでいける。ヤマハがアベレージ向けアイアンで評価されてきたところを、改めてしっかりやっていこうと思って開発しました。この新モデルでは、RMX 95という専用スチールシャフトを採用しているのも特徴です。これは日本シャフトさんと2年前から話し合って共同開発したシャフトで、しなり感がありつつボールが上がりやすく、なおかつ暴れないで安定して飛ばせる設計になっています。

RMXシリーズは、アイアンセットも組み合わせて使ってもらいたいとうメーカーの思いがあります。そのために、このモデルと『RMX フォージド アイアン』は7番～PWまでの4本セットでの販売にしています。上の番手をユーティリティにしたり、ミドルアイアンやロングアイアンだけを弾きのいい『インプレス RMX マレージング アイアン』にすることも可能です。こだわりのあるすべてのゴルファーに、ぜひそういったリミックスをアイアンでも楽しんでいただきたい。ハードヒッターではないアベレージゴルファーにも、そういったクラブ選びの楽しさを提案できればと考えています」（柴氏）

『インプレス RMX マレージング アイアン』は、HOT LISTの試打テスターからもやさしく飛ばせると評判のモデルだったが、つい先日、ヤマハからさらに飛びを意識したアイアンの新モデル『インプレス RMX UD＋2』が発表された。これは、どのようなモデルなのか。

「『インプレス RMX UD＋2』は、その名のとおり今までの“飛び系アイアン”よりも2番手以上の飛びを実現するアイアンです。ゴルファーからはアイアンでも飛ばしたいという要望が多く、その声に応えるために現在ヤマハが持っている技術力を結集し、とにかく飛ばせるアイアンを作ろうというコンセプトで開発しました。これまでにもヤマハには、シニアゴルファー向けの『インプレス クラシック』という、かなり飛ばせるアイアンがあったのですが、今回の新モデルはアベレージゴルファーが使いやすいモデルになっています。期待していてください」（柴氏）

新アイアンはフェースの反発がドライバー並になっていて、ルール不適合にならないように反発を抑えているぐらいだという。この新アイアンが2015年度の『HOT LIST』でどのように評価されるのか、今からとても楽しみだ。

ヤマハでウッド開発を担当する平川達也氏（写真：左）と、アイアン開発を担当する柴 健一郎氏（写真：右）

• 「HOT LIST JAPAN 2014」ゴルフクラブ格付け企画