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2020年国内女子ツアー優勝ドライバーを中古で調査

2020/12/11 05:00
優勝ドライバーの装着シャフトは、14試合中7勝が藤倉コンポジット製だった

2020年の国内女子ツアーは、例年通り「JLPGAツアー選手権リコーカップ」をもって終了した。今年は、新型コロナウイルスの影響で14試合のみ実施。昨年より25試合も少なくなったが、ニューヒロインが次々と活躍した。今回は、20年の優勝者が使ったドライバーを中古目線で振り返る。

今年はテーラーメイドのドライバーが大躍進し、昨年の2勝から5勝に増加した。2勝を挙げたルーキーの笹生優花は「M5 ドライバー」を使用。2019年に大ヒットしたモデルで、2万円台を切るものから見つけることができるが、人気は継続中のため中古では意外と少ない。

SIM MAX ドライバー」を使用した永峰咲希が1勝、申ジエが2勝。今年2月の発売から人気は衰えておらず、中古でも4万円台からとなる。

次に躍進したのはブリヂストンだ。昨年の1勝から4勝に増加したが、これは古江彩佳の3勝が効いている。使用したのは、いずれも2018年モデルの「ツアーB XD-3 ドライバー」。中古ではナンバーワンと言っても良いぐらいのコスパの良さで、カスタムシャフトが入っても2万円を切っている。1勝を挙げた渡邉彩香は、2015年発売の「J015 ドライバー」を使用。工房専用モデルで販売数も限定されていたので、中古で見つけることは難しい。

以下、昨年12勝だったキャロウェイは「マーベリック サブゼロ ドライバー」(西村優菜稲見萌寧)で2勝。ミズノも「ミズノプロ モデル-E ドライバー」と「ST200X ドライバー」(ともに原英莉花)で2勝だった。昨年6勝の住友ゴム工業(ダンロップ)は「スリクソン Z785 ドライバー」(小祝さくら)で1勝。昨年13勝と最多だったピンは0勝に終わった。

今年は試合数の減少や、トップ選手が海外メジャーに遠征したことなども影響して、優勝ドライバーのメーカーの割合も大きく変わった。勝者が選ぶドライバーの性能が気になるゴルファーは、ぜひ中古ショップで手に取ってみて欲しい。

テーラーメイド
発売日:2019/02/15 参考価格: 84,240円
テーラーメイド
発売日:2020/02/07 参考価格: 80,300円
ブリヂストン
この飛び、筋金入り。
発売日:2018/09/14 参考価格: 77,760円
キャロウェイ
発売日:2020/02/07 参考価格: 84,700円
ダンロップ
ZERO SRIXON
発売日:2018/09/22 参考価格: 73,440円
ミズノ
ミズノ史上最高反発、やさしいシャローバック形状
発売日:2019/02/22 参考価格: 64,800円
ミズノ
発売日:2020/03/20 参考価格: 71,500円