「TSi2」以外は、販売店が限定されていて、アベレージゴルファーが使うには、やや難しい

猛暑の中で開催された「東京五輪」男子ゴルフにおいて、ザンダー・シャウフェレ（米国）が金メダル、ロリー・サバティーニ（スロバキア）が銀メダル、C.T.パン（台湾）が銅メダルを獲得した。彼らメダリスト3人のドライバーとシャフトを、中古ショップ目線でチェックしてみよう。

シャウフェレが使用するのは、キャロウェイ「エピック SPEED トリプルダイヤモンド ドライバー」（2021年）。数量限定モデルで、すでに完売しているだけに、中古で見つけることはかなり難しいだろう。シャフトはグラファイトデザイン「ツアーAD BB」(2011年)を装着。こちらは発売から10年が経過し、流通数が少なくなっているが、見つかれば1万円台を切る価格から手に入る。

サバティーニはテーラーメイド「SIM2 ドライバー」(2021年)を使用。こちらも販売店を限定しているため中古では数が少ない。シャフトはグラファイトデザイン「ツアーAD HD」(2020年)を装着。スリーブ付きで3万円台を切っている。

C.T.パンはタイトリスト「TSi2 ドライバー」（2020年）を使用。アベレージゴルファーでも打ちこなせる寛容性が魅力で、中古価格は落ち着いてきている。純正シャフトで4万円台前半から見つけることができた。装着シャフトは藤倉コンポジット「ベンタス レッド」で、日本では展開されていないモデルだ。

中古で手に入れにくいドライバーもあるが、可能性はゼロではない。メダリストと同じモデルをそろえたければ、小まめに店舗やWEBページをチェックしてみよう。