ライン出しの“目”を盗め! 中井学編
2017/01/24
グリーンが見えない状況で…
ピンまで残り約180yd、やや上りのライで前方のグリーンが隠れて見えない状況。ここで求められるのが、見えないグリーンに対しての方向性の高いショットだ。方向を重視したショットは“ライン出し”といわれるが、今回はこの“ライン出しショット”時のプロの目線を学んでいこう。
【アマ目線】 ハザードの確認のみ
今回もアイトラッキングtobii Pro(トビー・プロ)グラス2で、プロとアマチュアの目線の違いを見ていく。まずはアマ代表・黒田カントリークラブさんの目線。「気になるのは、アドレスに入る前にピンが見えるところまで歩いて確認しているものの、ハザードの有無の確認のみに終始してしまっている点。もう少し“目標”への意識を強く持つとよいですね」と中井プロ。
【プロ目線】 スパットを見つけ“目標”を設定
一方の中井プロの目線は、まずボール後方からおおよその目標(目の前の木)を仮定。その後、前方へ歩き出し、ピンを確認してから再度目標を調整。ボール位置に戻り、目標を再度確認しながらボールの先約30cm前のスパットを見つけ、ボールとスパット、目標を結んだ“縦のライン”をたどっている。
どんなショットも“ライン出し目線”
コースは京葉カントリー倶楽部 18番、残り約180yd付近のフェアウェイ。「私の場合“ライン出しショット”と、そうでないショットとの区別はありません。あらゆるショットは、常に“ライン出し”と考えています。方向性を重視しないショットはない、というのが私の見解です」という中井プロ。詳しい解説は次のページで→
【アマ】黒田カントリークラブさん
1970年生まれ、熊本県出身。注目度急上昇中のゴルフ芸人。ゴルフ誌やイベントMCなどで活躍中。平均スコア90という腕前
【プロ(兼解説)】/中井 学
1972年生まれ、大阪府出身。ゴルフ誌でお馴染みの顔として人気レッスンプロとなる傍ら、昨年見事国内プロテストに合格
- ウェアラブル型アイトラッキング
Tobii Pro グラス2 - 視線を可視化し、消費者の無意識を捉えられるアイトラッキング(視線計測)。商品パッケージ、店頭(売場のレイアウト、棚割、販促物、POPなど)、広告(チラシ、テレビCM、新聞・雑誌広告など)、ユーザビリティ(WEB・スマホ、製品、ATM)などの効果的なマーケティング調査として利用され、昨今では熟練者の技能伝承での活用も高まっている。
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