Vol.1 ヘッドは重くて開きやすい!
ゴルフクラブの使い方を楽しく紹介します!
皆さん、こんにちは!QPことティーチンブプロの関雅史です。僕は普段、レッスンやクラブフィッティングを生業にしていますが、常々感じていることがありました。それは、ゴルフ上達のためにはクラブを正しく使う必要があるということです。
ゴルフクラブには、特有の構造や特徴があります。それらをよく知れば、どのようにクラブを振ったほうがいいのか、どうすればまっすぐ遠くへ飛ばせるかを理解できるようになります。クラブを正しく使う方法が分かってくるのです!
この「ゴルフクラブの取扱説明書」は、僕のブログで好評だったネタを分かりやすく映像化したものです。僕ひとりだと暴走してしまいそうなので、聞き手としてゴルフライターのツルハラさんにも登場してもらいました(それでも暴走気味ですが・・・)。
今回から全10回にわたって、最新のゴルフクラブを上手に使いこなすためのお話やドリルをご紹介していきます。第1回目のテーマは「ヘッドは重くて開きやすい!」です。皆さんのゴルフ上達のヒントになれば幸いです。どうぞよろしくお願いしますね!
ヘッドが重いからシャフトが寝てしまう
ゴルフクラブのヘッドは、けっこう重いんです。ドライバーだとヘッドの重量は約200グラム。ヘッド単体で手に取ると軽く感じますが、シャフトの先に取り付けられると、このヘッドの重さがスイングにいろんな影響を与えます。アマチュアゴルファーのスイングで多く見られるのが、ダウンスイングでシャフトが寝てしまう現象。これは、ヘッドの重さにスイングが耐えきれていないから起こっています。
シャフトが寝ると、いろんなミスが出る
ダウンスイングでシャフトが寝ると、いろんなミスを引き起こします。ヘッドの軌道が極端なインサイド・アウトになるのでフェースが開きやすくなり、インパクトでは上体が起き上がります。そのまま打てば右方向にボールを押し出すか、さらに右に曲がっていくようなプッシュスライス。右に飛ぶのを嫌がって手首を急激にターンさせると、左に巻き込むようなチーピンを打ってしまいます。
開きやすいフェースを閉じる動きが必要
ゴルフクラブのヘッドは重いだけでなく、スイング中にフェースが開きやすい構造になっているのも特徴です。これはどうしようもないことなので、ボールをまっすぐ飛ばすためには、フェースを閉じるように動かす必要があります。そこで覚えておいてほしいのが、フェースをターンさせるための正しい方法です。
両手首の角度をまっすぐにすると、手首を回すだけでシャフトとヘッドをクルクルと回すことができますよね。けれど、この方法だとフェース面のコントロールが非常に難しくなります。アドレス時の手首の角度を保ったまま、両腕の前腕を回転させてフェースをターンさせるのが正しい方法です。
手首の角度を保ったままスイングしよう!
アドレス時には、手首とクラブには角度が付いています。その角度をスイング中にずっと保つイメージでスイングしましょう。それが正しいフェースターンをマスターするための第一歩です。球筋が左右に散らばるゴルファーも、ぜひ試してみてくださいね。
【動画】Vol.1「ヘッドは重くて開きやすい!」
「ゴルフクラブの取扱説明書」の動画を完全収録して、特典画像を加えたレッスンDVD『関雅史 ブッ飛びQP塾』が好評発売中。GDO SHOPで購入できます。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
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