“体幹”を鍛えよう! 簡単おうちトレーニング方法
食の工夫で快適ラウンド第8回:梅雨の季節は“水分”が大敵?
これから本格的に始まる梅雨の季節。ゴルフや練習場に行きたいのに、気分が上がらない…。心身ともにだるさを感じたり、肩こりや頭痛、むくみなど身体の違和感を覚えることもあるでしょう。
今回は、この時期におすすめする、体を整える栄養素のアドバイスをご紹介します。
湿度が高い季節に身体がだるくなる理由
ヒトは身体の内側と外側の環境の変化に対応し、バランスを上手く取りながら生活しています。梅雨の季節は低気圧が次々と通過することで、雨の日が多くなります。
身体の外側に起きる変化が、自律神経の乱れを引き起こし、体調を崩しやすくするのです。
湿度が高いと、普段より汗をかきにくくなるため、体内に余分な水分が溜まりやすくなります。その結果、気だるさやむくみといった症状が表れます。
カリウム摂取で水分代謝を促そう
体内に溜まった水分は食事のひと工夫で、排出することができます。バナナやホウレンソウ、キュウリ、小松菜など「カリウム」を多く含む食材がおすすめです。
ホウレンソウやキュウリには利尿作用もあるため、むくみ防止にも効果的です。
バナナは体内に吸収されるスピードが速く、すぐにエネルギー源となります。また、カリウムを豊富に含んでいるため、筋けいれんを予防する効果もあり、運動をしている方には特におすすめしたい食材です。
だるさなどで食欲がない場合は、香辛料の効いた辛い食べ物を摂取するのも良いでしょう。東洋医学では、辛味は発汗を促し、食欲を増進させる効果があると言われています。
自身の体調や季節に合わせて、食材・調味料を選んでみてください。
(協力:ケアくる)
齋木 拓(さいき・たく) プロフィール
鍼灸師/あん摩マッサージ指圧師/柔道整復師/日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
スポーツ整形外科、会員制スパ&フィットネスクラブ等で治療や運動指導の経験を積む。アスリートからスポーツ愛好家まで、幅広い年齢層への治療やリハビリテーションを通じて、日常生活やスポーツ競技への復帰をサポートしている。 痛みや不調に合わせ「より効率的な身体の使い方」ができるよう、鍼灸の東洋医学的視点からセルフケアやエクササイズ、食事にまで及ぶ総合的なコンディショニングを身上とする。https://carecle.com/detail/201 クリニックオフィシャルサイト:http://www.loople.jp/
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