「肘の痛み」放っておいて大丈夫?正しい対処法教えます
ひじの痛みと予防に! 知っておきたいテーピングの基本
テーピングはケガの予防など幅広い目的があり、特定の動きを制限したり、サポートする働きがあります。今回はひじのケガを予防できるテーピングの貼り方を解説します。
なぜひじが痛くなるのか
スイングにおいて、腕に余計な力が入ったままボールを打ち続けると、ひじに大きな負荷がかかり、痛みが表れます。この症状は「ゴルフひじ」とも呼ばれ、腕の使い過ぎが原因で発症します。
右利きのゴルファーの場合、右ひじの内側または左ひじの外側に痛みを感じやすく、左利きのゴルファーの場合は、左ひじの内側または右ひじの外側に痛みが出ることがあります。
今回、ご紹介するのはゴルファーに最も多くみられるひじの“外側”の痛みに対するテーピングで、痛みの軽減やケガの予防にも効果的です。
1:テープの端を手で持ち、上腕(肩とひじまでの部分)の真ん中ぐらいの長さで切ったテープを1枚用意します。
2:テープ片側の剥離紙を5cm剥がし、ひじから手首の1/3を目安とし、前腕(ひじから手首までの部分)の内側にテープを斜めに貼ります。
3:ひじを軽く曲げた状態で、ひじの外側を通し、上腕までらせん状に貼ります。
4:テープはひっぱらず、ひじの裏側にテープがかからないよう注意してください。
正しくテーピングを行うことでひじが固定され、余計な力みを減らすことができます。ぜひ試してみてください。
(協力/ケアくる)
森田 悠太(もりた・ゆうた) プロフィール
柔道整復師/鍼灸師/日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
接骨院にて様々な外傷・障害の処置からリハビリテーションまでを包括した臨床経験を積んだ後、スポーツや芸術・エンターテイメントの現場へ活躍の場を広げている。西洋医学的な視点と東洋医学的な視点を駆使してその人に合った治療を探していくことに尽力している。
https://carecle.com/detail/1263クリニックオフィシャルサイトhttp://www.loople.jp/
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