ゴルフに役立つツボ 第3回:イライラや緊張を解消!メンタル安定の3選
<プラス1>ゴルフに役立つツボ 第4回:プレー後の下半身の疲れを解消する
下半身がむくんでだるいときに効くなツボ
ラウンドでたくさん歩き、疲れで下半身がだるくなり「ゴルフの流れが悪くなってきたかな」と感じたときに押したいツボがこちら。立ち仕事が多い方や、下半身がむくみやすい方にもおすすめです。
■ 承山(しょうざん)
くるぶしとひざ裏の中間にあるツボで、しゃがんだときにふくらはぎ下部の筋肉が盛り上がるところにあります。★印の部分に握りこぶしを置き、それを挟むようにしてしゃがみ、ツボを押しましょう。ゆっくりと息を吐きながら、腰を深く下げ、こぶしを挟んで5秒ほどプッシュ。これを10回ほど繰り返します。
足裏をほぐし、脚の疲れを翌日に残さないツボ
たくさん歩いた後の足裏の疲れを取るツボです。ここを丁寧に押しておくと、翌日、脚全体の疲れが残りにくくなります。消化器にも関わるツボなので、消化不良や食欲不振などのトラブルがある際にも、ぜひ取り入れてみてください。
■ 公孫(こうそん)
土踏まずのアーチ(くぼみ)の真ん中にあるツボです。息を吐きながら、左右20回ずつ、親指でゆっくりと押していきます。お風呂上がりに押すのがおすすめです。
腰痛、ぎっくり腰対策につながるツボ
ゴルフの腰をひねる動きを繰り返すことによって、腰の痛みを感じる方向けのツボです。ぎっくり腰対策にも有効なので、腰がだるくなったり、腰痛に悩まされている方は、日常的にも取り入れてみてください。
■ 腎兪(じんゆう)
背中の、おへその裏側にあるツボです。イラストのように腰に手を当てると、ちょうど親指があたる位置にあります。ゆっくりと呼吸しながら息を吐くのに合わせて、10回ほど親指で押します。親指があてにくい方は、手のひらで温めるようにさすってもOKです。
今回は下半身の疲れを取るツボをご紹介しました。次回は首や腕など、上半身の疲れが癒えるツボをお教えします。お楽しみに!
(協力/株式会社ケアくる・イラスト/えなみかなお)
関口 賢(せきぐち・まさる) プロフィール
関口鍼灸治療院「HEAL the WORLD」総院長。サッカーの名門、市立船橋高校でサッカー漬けの日々を送り、2007年、東京メディカル・スポーツ専門学校鍼灸師科卒業。中国式鍼治療専門店「ハリー(HURRI)」の王尉青氏に憧れ弟子入り。2010年「関口鍼灸治療院 HEAL the WORLD」を銀座に開業し、2017年に六本木店をオープン。歌手・モデル・タレントなどのボディマネジメント、ダイエットアドバイザーとしてサポートするほか、プロサッカー選手やプロゴルファーのトレーナー活動もしている。著書に、月曜断食(文藝春秋)がある。オフィシャルサイトhttps://www.healtheworld-sekiguchi.com/
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