女子プロレスキュー!

今年こそスライス撃退! 木戸愛

2017/01/11 09:00

“今年こそスコア更新”をレスキュー!

「私が実践していることをお話しします(木戸)」

スコアアップにはドライバーでのティショットはもとより、アイアンでのセカンドショット、アプローチ&パッティングのショートゲームと全体的なボトムアップが欠かせない。「今年こそベストスコア更新!」を後押しすべく、ドライバーからパッティングまで全6回にわたり「Tポイントレディス ゴルフトーナメント」ホステスプロの木戸愛がレッスン。まずは、多くのアベレージゴルファーを悩ますスライス改善編からスタートだ。

まずは“腰”をチェック!

腰が流れて“左の壁”が作れていない状態

【アマチュアゴルファーの悩み】
「どうしてもティショットでスライスが出てしまい、OBでスコアを崩してしまいます。曲がり幅を少しずつ改善していくには、どのような点に気をつければよいですか?」

木戸愛のレスキュー回答】
スライスを直すために、まずチェックしてほしいのがインパクト時の“腰のスウェー”です。体重移動を意識するあまり、切り返し以降で左サイドに腰が流れてしまい、体が開きやすく振り遅れの原因になってしまいます。

“左のお尻”のみ左へ!

頭の中では大きく感じるが、実際は微小な動き

左に流れてしまう腰の動きを嫌がれば、大きく手を使って調整することになるので再現性が低く、結果はタイミング次第となり安定しないスイングになってしまいます。ここでレスキューポイントですが、切り返しで左のお尻を左サイドへ押すように動かすイメージを持ってみてください。左のお尻だけをイメージすることで、腰全体ではなく小さな動きで下半身始動を行うことができます。

“大きな筒”をイメージする

筒の大きさは、アドレスした両足が入る程度

同時に意識してほしいのが、大きな一本の筒の中でスイングするイメージです。筒の中で振るイメージを持つことで、無駄な腰の動きをくい止めることができます。左のお尻を動かすといっても、それはあくまでも筒の中で行う動き。それ以上の動きはスウェーになってしまうと考えてください。そうすることで、軸をブラさず腰の回転で振り抜くことができます。左のお尻、筒の中のイメージ、この2点を意識することでインパクト時の腰のスウェーは防げるでしょう。

始動30cmはまっすぐ後ろに!

「ドライバーだけでなくアイアンでも同じ(木戸)」

始動30cmはヘッドをまっすぐ引くことも大切にしています。スイングプレーンに乗せやすくすることはもとより、体の高さを変えずにバックスイングを上げられます。仮に始動からヘッドがアウトに上がれば左サイドが、反対にインに上がれば右サイドが下がりやすく、どちらも振り遅れの原因になってしまいます。

“手首”はロックしたまま!

手首が折れるとクラブが寝てしまう

この30cmをうまく動かすには、手首を使わず体を回すことが大切! いくらまっすぐ上げても手先でクラブを操作していては振り遅れは改善されません。手首はロックし、体を回転させることでヘッドが動き出す感覚をつかんでください。

体の“右サイド”、かぶっていたらNG

右肩・右ヒジが前に出ている人が多い

最後に練習方法として試してほしいのが、右ヒジを絞った状態でアドレスすること。スライスする原因のひとつに、右腕・右肩(体の右サイド)がかぶったアウトサイド・インの状態で、クラブが下りてきてしまう点があげられます。また右サイドがかぶったアドレスの状態だと、目標に対して正しい方向で構えることも難しく、方向性も悪くなります。

“右ヒジ”を体にくっ付けてグリップ

あくまでも練習方法として。本番意識しすぎてしまうと、逆に引っかけなどのミスに…

アドレスしたら一度右手を外し、右ヒジを体につけるように絞り込んで再びグリップしてください。スイング中も右腕が体から離れないように意識して振れば、クラブがインサイドから下りやすくなります。

取材協力/千葉バーディクラブ

■ 木戸愛(きど・めぐみ) プロフィール

1989年生まれ、神奈川県出身。2008年にプロ入りし、09年ステップ・アップ・ツアー「マルナカレディースオリーブカップ」優勝。12年「サマンサタバサガールズコレクション・レディーストーナメント」でレギュラーツアーを制す

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