方向性を上げる裏技 大山亜由美
川崎志穂'sレスキュー方向性を上げるには『の』が大事! 川崎志穂
「ドライバーの方向性」をレスキュー♪
【アマチュアゴルファーDさんの悩み】
「狭いホールでも、自信をもってドライバーを振りたいと思っているのですが…。方向性を重視したティショットのときに、プロが頭に入れている最低限のポイントを教えてください」
【川崎志穂のレスキュー回答】
ドライバーのコントロールショットで重要なことは、スイングテンポを一定にすることです。曲げたくないなと思うティショットでは、いつも同じテンポで振ることを念頭に置いています。
1. フィニッシュが同じ位置に決まる
コントロールショットだからといって特別なことをするよりも、いつものスイングを意識したほうが良い結果につながると思っています。テンポが一定であれば、フィニッシュをいつも同じ位置に決めることができ、スイング自体が大きく崩れることがないからです。
2. 切り返しで“間”をとる
同じテンポを刻むためには、切り返しで“間”をとることを意識しています。テンポを崩すときは必ず、この“間”がなくなります。打ち急いだり、体が突っ込んだりして、ミスにつながるのです。
3.「イチ、ニイ、『の』、サン!」で打つ
適度な“間”をとるためにおすすめの方法は、頭の中でテンポの目安となる掛け声を唱えて打つことです。「イチ、ニイ、サン」ではなく、「イチ、ニイ、『の』、サン!」と『の』を入れることで、自然と理想的な“間”が生まれます。これなら曲がらないティショットを打つことができますよ♪
【今回のまとめ】「方向性アップ」をレスキュー♪
・テンポを一定にする。
・切り返しで“間”をとる。
・「イチ、ニイ、『の』、サン!」のタイミングで打つ。
取材協力/姉ヶ崎カントリー倶楽部
解説/川崎志穂(かわさき・しほ)
1996年生まれ、千葉県出身。17年はQT25位の資格でレギュラーツアーにフル参戦するとともにプロテストに合格。171cmの長身から放たれる260yd超えのロングドライブを武器に、18年はステップアップツアーを主戦場に戦う。姉ヶ崎CC所属。
川崎志穂'sレスキュー 記事一覧
- 2018-03-25ショートパットを何度も外さないために… 川崎志穂
- 2018-03-18朝の5分で“その日”の距離感をつくっちゃおう 川崎志穂
- 2018-03-11バンカー脱出は“右手”でフワリ 川崎志穂
- 2018-03-04フェアウェイバンカーで失敗しない”ちょいワザ” 川崎志穂
- 2018-02-25冬の薄芝はポーンと転がし対応 川崎志穂
- 2018-02-11ヘッドの重さを感じて距離感ピッタリ♪ 川崎志穂
- 2018-02-04方向性を劇的アップさせる「例え手スイング」 川崎志穂
- 2018-01-28フェアウェイウッドの練習でティアップする理由 川崎志穂
- 2018-01-21FWでのティショット、そこが落とし穴! 川崎志穂
- 2018-01-14方向性を上げるには『の』が大事! 川崎志穂
- 2018-01-07今年こそ絶対!飛距離アップ 川崎志穂
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー
あなたにおすすめ
レッスン
女子プロレスキュー | シチュエーション別に女子プロゴルファーがわかりやすく解説 |
---|---|
振るBODYメソッド | ゴルフスイングに適したストレッチ法をスポーツトレーナーが解説 |
U-25世代LESSON | ツアーで活躍する若手プロゴルファーの旬なレッスン |
lesson-topics | 新着レッスントピックス |
スイング辞典by内藤雄士 | 一見難しそうなレッスン用語を掘り下げて解説 |
カン違いだらけのゴルフルール | ゴルフルールをQ&Aで解説 |