面倒くさがり屋でもできる4つの基本ストレッチ 江口紗代
加藤沙弥’sレスキュー冬ゴルフ 寒い朝でもストレッチ、これだけは…! 加藤沙弥
スイング研究にストイックな25歳が登場!
今回からレッスンを担当してくれる加藤沙弥は、プロテスト合格に向けて日々トレーニングに励む25歳。ことしに入ってからレベルアップのため、大胆なスイング改造を試むほど、常に研究をし続ける熱心なタイプだ。そんなストイックな彼女が、アベレージゴルファーの細かな悩みを、分かりやすく解説してくれる。
「効率の良い冬ゴルフ前の準備」をレスキュー♪
【アマチュアゴルファーSさんの悩み】
「冬の寒い日のプレーは、あまり好結果につながりません…。スタートホールからナイスショットが出る、効率の良いストレッチ法はありますか?」
【加藤沙弥のレスキュー回答】
気温が低い冬のラウンドでは、筋肉の収縮によって思うように上体が回らず、ミスショットを誘発してしまうものです。ただ、万全な準備法となると、20~30分のストレッチが必要となってしまいます。そこで今回は、プレー前の数分間で簡単にできる、3つのストレッチ法をご紹介します。
1. トップを深くする肩ストレッチ
ひとつ目は、肩のストレッチです。腕を曲げた状態で、ひじを壁につけて固定し、上体のみを回旋させます。5秒間、左右それぞれ5セットずつ。肩甲骨の柔軟性がアップすることで、上体の回転をスムーズに行うことにつながります。
2. アドレス時の肩の力みを抑える首ストレッチ
ふたつ目は、首のストレッチです。左右に頭を軽く傾け、手で10秒ほど押さえます。意外と見落としがちな箇所ですが、背骨や上腕の骨とつながっている頚椎(けいつい)をほぐすことで肩が上がらず、力みを抑えたアドレスをつくることができます。
3. 瞬発的な下半身の動きに対応するジャンプ
最後は、太ももやふくらはぎといった下半身の緊張をほぐすストレッチ。ひざの曲げ伸ばしを意識し、軽くジャンプを繰り返します。スイングは瞬発力を要するため、急激な屈伸に対応するためには、飛び上がる動きが手軽で最適と考えています。
【今回のまとめ】前の組を待っている5分でできる!
・トップを深くする肩ストレッチ。
・アドレス時の肩の力みを抑える首ストレッチ。
・瞬発的な下半身の動きに対応するジャンプ。
取材協力/紀伊高原ゴルフ倶楽部
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加藤沙弥(かとう・さや) プロフィール
1997年7月5日生まれ、大阪府出身。10歳からゴルフを始め、ゴルフの強豪校・大阪桐蔭高校へ進み腕を磨く。卒業後の現在はプロテスト合格を目指し奮闘中。今年から金愛淑プロに師事し、スイングを大きく改造中。休日は劇場に足を運ぶほどのお笑い好きで、アインシュタインとかまいたちのファン。
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