サイエンスフィット レッスン

アプローチのイメージを覆そう【前編】

2017/12/07 11:30

アプローチのミスは間違ったインパクトイメージが原因かも!?

皆さんはアプローチショットやそのインパクトで、どのようなイメージを抱いているでしょうか?飛球線方向にまっすぐフェースを運ぶとか、右手首の角度をキープするなど、人それぞれのイメージがあるはずです。しかし、こうした頭で思い描くイメージは、理想的なスイングとは遠ざかる結果になりがちです。実際、多くのアマチュアは、プロのようなアプローチができていません。今回はアプローチショットの誤ったイメージを覆しましょう。

テークバックで内旋した左腕は、同じ分だけ外旋してインパクトで元に戻るのが理想

「腕の回旋」の重要性についてはこれまでのレッスンでもお伝えしてきましたが、テークバックで内旋した左腕は、ダウンスイングで同じ分だけ外旋して、元に戻るのが理想です。左腕が60度回ったら60度戻る。しかし、上級者も含めて、ほとんどのアマチュアは、左腕の回旋が戻らないまま、インパクトを迎えてしまいます。ショットで左腕を戻せない方は当然アプローチでも同様のことが起こっているのです。アプローチを含め、あらゆるショットにおいて、ダウンスイングからインパクトに至るイメージが、プロとはまるっきり違うと言わざるを得ません。

受講者の悩み

「ドライバーショットは、プッシュスライスが出たり、強く引っかかったりというのも気になるところですが、特に改善したいのはアプローチ。ザックリするのが止まらないんです。スイング全般で、どこに問題があるのか、どのようなところを意識して練習すれば良いのか、そのためのヒントを知りたいですね」(菱沼さん ゴルフ歴15年、平均スコア85前後)

スイングの良い点と悪い点は?≫
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