アプローチのイメージを覆そう【前編】
2017/12/07 11:30
アプローチの左腕の回旋に注目
左腕の回旋について、もう少し詳しく見てみましょう。ドライバーショットの左腕の動作解析では、アドレス時の角度を0とすると、トップでは左腕が89度内旋しています。インパクト時は、アドレス時の0度に戻るのが理想ですが、左腕が36度も戻っていないことがわかりました。左腕が戻らないスイングの傾向は、当然アプローチにも現れます。スイングの本質が身に付いていないのです。
アプローチの左腕の回旋は、30度でトップを迎え、インパクトでは8度となっています。アプローチにおいても、テークバックで回旋した左腕が元に戻ることが理想です。しかし、8度も戻っていないので、どうしても小手先で合わせるなど余計な調整が必要で、その分ザックリやトップといったミスも多くなってしまいます。どうしてアプローチで左腕を戻せないのでしょうか?それは、誤ったイメージにあります。