サイエンスフィット レッスン

男性の「チーピン」と女性の「FWが苦手」は同じ原因!?【後編】

2018/07/26 17:00

過剰なくらいに左のお尻を後方へ!

左のお尻をグッと強く後方に押すイメージ

プロはインパクト周辺よりもずっと手前の、切り返し直後のクォーターダウンで、左のお尻がアドレス時よりもかかと側に大きく動きます。前回のレッスンでは、壁にお尻を付けて離さないドリルを行いました。実はこれだけでは回転が不十分であることも多いのです。ですから、切り替えしと同時に、左のお尻で壁をグッと強く押すくらいのイメージで、ちょうど良い感じになります。

腰が前に出ると、手元を体に引き付けられない

切り返しとともに、左のお尻をグッと真後ろに動かすと、手元は自然に体の近くを通るようになります。小川さんの場合、手元が体から離れ、その結果、ダウンスイングでヘッドが落ち、アドレス時のシャフトラインの下から入る状態でしたよね。手元を体の近くに引きつけようと意識しても、なかなか上手くできないのは、左のお尻が前方に動いてしまっているからなのです。お尻を強く後方へ押していくだけで、手元は勝手に体の近くを通ります。

上体も一緒に回ってしまうのはNG≫
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