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2016/10/27
サイエンスフィットで蓄積した膨大なデータを使って、スイングのレベルとスコアの関連を調べると、興味深い結果が導き出されました。100の壁、90の壁といった、アマチュアがぶつかるそれぞれの壁で、スイングのレベルが、ほぼ明確に別れているということです。コンスタントに100を切れない人はインサイドアウトで振れない壁があり、90を切れない人はコック&リリースが上手くできない壁があります。どうして、このような関係性があるのか、詳しくご紹介していきましょう!
最初の壁は100の壁。アマチュアゴルファーの7割がアウトサイドイン軌道で振っていて、この軌道に陥っている限り、コンスタントに100を切ることは難しくなります。株式会社ゴルフライブの調査によると、ゴルフを始めてから、スコア100を切るまでに、平均およそ4年もの歳月を費やしているそうです。そんなに長くかかったら、そのうちに興味を失いゴルフをやめてしまう人もいるでしょう。100の壁は、ゴルフ業界にとっても、大きな壁といえるのです。
では、なぜアウトサイドイン軌道で振っている限り、100をコンスタントに切れないのでしょうか?箇条書きにすると、思い当たる点があるはずです。
・ドライバーがスライス傾向
・余計なスピンがかかりランが出ない
・球が弱くて全然飛ばない
・アイアンの番手による飛距離の差があまりない
・ショートアイアンが引っ掛かる
また、このレベルの人は、軸ブレもひどく、インパクトで軸が右に倒れてすくい上げたり、左に倒れて突っ込んだりと、インパクトのポイントもブレブレです。さらに、クラブと上体が同調していない、小手先のスイングになっているので、アプローチのミスも頻発します。
ずばり、100の壁を超えるには、アウトサイドイン軌道を脱却し、腕と体を同調させ、軸を保ったスイングをマスターすることに尽きるのです。
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