「単三じゃなくて単四じゃなきゃダメなんです」打点を安定させる“乾電池ドリル”【青木瀬令奈のThe Putting World#14】
女子ツアーでも一、二を争うパット名手・青木瀬令奈によるパッティング技術連載「The Putting World」。パッティングの考え方、ストロークのコツ、ラインの読み方、距離感の出し方など、彼女の頭の中、その世界観をじっくりとひも解いていきます。第14回は順回転を生むドリルについて。
単四電池1個分上でストローク
私がよくやるドリルの一つです。ボールの後ろに単四電池を置いて練習します。地面から単四電池1個分上でボールをとらえられれば、上下打点のいい位置に当りやすく、順回転がかかりやすい。単四電池に当たらないように、ヘッドを若干浮かせるようにしてストロークします。
ティを刺して代用
単四電池を持ち歩くのも大変なので、時折ティを刺して、単四電池と同じ高さを作ります。ハンドダウンで打ち込んだりすると、どうしてもティに当たってしまいます。
最下点を意識したい
基本的には体の中心に最下点がきます。体の軸がブレると最下点も変わり、上から打ち込むケースも出てきます。そうなるとフェースアングルも変わります。また、短い距離になると打った後に顔でボールを追いやすいので、最下点が変わりやすい。結果、ボールの回転が悪くなり、入らなくなります。手だけで打つとダウンブローもアッパーブローも両方出るので、ティを刺すことで、ストロークの安定にもつながります。
単四電池ドリルはコチラ
青木瀬令奈 プロフィール
7歳で競技を始め、2008年「全国高校選手権」で優勝。11年のプロテストに合格。15年から女子プロの大西葵の兄・大西翔太氏がコーチ兼キャディとなり、飛距離アップに成功。17年「ヨネックスレディス」でツアー初優勝。20年に選手の取りまとめ役となるプレーヤーズ委員長に就任。23年「大王製紙エリエールレディス」で5勝目。24年の11月には両足の種子骨を骨折し、25年は痛みと戦いながらのプレーを送った。グリーン上のパフォーマンスに定評があり、その技術は女子ツアーでも一級品。教えを乞う選手も多い。