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スイングの肝はリズム&テンポ!

ゴルフスイングで一番大切なこと!

みなさんはゴルフスイングで一番大切なことは何だと考えていますか?ここまで色々な動作について説明してきましたが、それらではありません。ゴルフスイングを上手く行うために一番大切なことは、リズムとテンポを一定にすることです。体と腕の各パーツが正しく動いても、リズムとテンポが不安定になれば、ナイスショットは生まれません。反対に動作が理想とかけ離れていても、リズムとテンポが一定であれば、安定した曲がり幅の弾道が生まれます。真っ直ぐな弾道が打てなくても、ボールの曲がり幅がコントロールできれば、スコアメイクが易しくなります。安定したゴルフを求めるのであれば、第一優先事項はリズムとテンポを一定にすることなのです。

リズムとテンポが崩れた例-1

リズムとテンポを保ったままスイングできない例を紹介しましょう。まず1つ目の例は、バックスイングがスムーズにスタートできないケースです。この問題は技術的な問題というよりも、精神的な問題が大きな割合を占めています。理想的な動きを求めることにより、頭と体が連動しなくなってしまうのです。「バックスイングはオンプレーンに上げたい。でも本当に上手くできるのだろうか?」といった感じで、不安感が大きくなるとスムーズにスタートすることができなくなってしまいます。ゴルフに正確さは必要ですが、それを求めるあまりにリズムとテンポが不安定になってしまうのでは、元も子もない状態になってしまいます。

リズムとテンポが崩れた例-2

リズムとテンポを保ったままスイングできない2つ目の例を紹介しましょう。始動からトップまでは問題なくスイングできるのに、切り返し時にリズムとテンポが崩れてしまうケースです。これは力のある男性に多いミスです。このタイプのミスが起こる原因は、飛距離を伸ばしたいという考えにあります。よりヘッドスピードを増やそうとすると、切り返し時に腕に力が入り、スイングテンポが速くなってしまうのです。その結果、アウトサイドイン軌道が作られ、スライスやプルなどのミスショットが生まれます。飛ばすつもりが、逆に飛ばないスイングを作ってしまうのです。

リズムとテンポって何でしょう?

正しいリズムとテンポの作り方の説明の前に、リズムとテンポの定義をしましょう。まず、リズムとは、イチ,ニとか、イチ、ニ、サン、といったスイングの間合いの事です。テンポとは、リズムに対する時間の事です。通常のスイングは2秒程度ですから、例えばイチ、ニのリズムでスイングする人は、始動からイチまでが1秒、イチからニまでの時間が1秒かかるということです。リズムとテンポは個人差があります。絶対にこれが良いという決まったものは無く、自分に合ったものを見つけることが必要です。せっかちな人は早いリズムとテンポが合うでしょうし、のんびり屋さんにはゆったりとしたリズムとテンポがスイングしやすいはずです。

リズムとテンポはルーティンから作る

ゴルフスイングはほんの2秒程度の動きです。その2秒間のテンポとリズムを作ることは難しいです。特にゴルフの場合は、他のスポーツと違って自分でテンポとリズムを作らなければなりません。野球やテニスなどの場合は、相手が攻撃してくるリズムに合わせる訳ですから、スイングよりもずっと前からリズムとテンポを作っています。ゴルフでも他のスポーツ同様にスイング自体よりもずっと前からリズムとテンポを作れば良いのです。次の様な方法をお勧めします。ルーティンからテンポを作りましょう。まず、クラブをボールにセットする時がスタートです。そこから、イチ、ニのリズムでスイングするならば、そのリズムを保ちながら、足をセットする、目標を見る、ワッグルをする、そしてスイングをする、といった流れでスイングするのです。

リズムとテンポを良くするドリル

リズムとテンポを良くする練習方法を紹介しましょう。まずボールを15センチ程度離して3つ並べます。ボールよりも少し離れたところで連続素振りをします。この時、一定のリズムとテンポを作ります。それを維持しながら一歩ずつ前に進み、ボールを順番に手前から打っていきます。ボールの弾道が安定しているかどうかは、大きな問題ではありません。ここで重要なことは、一定のリズムとテンポを維持したままボールを打つことです。連続した動きの中でボールを打つことで、スイングに流れが生まれます。また先に紹介した“スイングを考えすぎてしまって動けないミス”や、“スイング中に力んでしまうミス”などを解消することができます。

体重移動やねじれも体感

このドリルはリズムとテンポを改善してくれるだけでなく、体重移動や体のねじり動作も学べます。連続してボールを打つ際に、一歩ずつ足を踏み出します。この動きが正しい体重移動のタイミングなのです。ちょうど走ったり、歩いたりすることと同じように、足を踏み出すことで体重移動が起こります。そして、連続素振りや連続したスイングでボールを打つ時に、体のねじれに注目してください。足の踏み出そうとした時の下半身の動き方向と、体のねじれ方向が逆になっているはずです。この練習をすることで、自然と下半身と上半身に時間差が生まれ、体に捻転差が作られるのです。

【取材協力】
KEN HORIO GOLF ACADEMY
TOTAL GOLF FITNESS

堀尾研仁&鈴木真一コーチ プロフィール

多数のツアープロのコーチングをこなす傍ら、「KEN HORIO GOLF ACADEMY」を主宰し、アマチュアゴルファーのレッスンにも取り組む堀尾研仁。その堀尾氏の片腕としてアカデミーを支えるのが鈴木真一コーチ。ジュニア時代より堀尾氏の指導を受け、華々しいジュニア大会経歴を持つ。現在は指導者として、アスリートゴルファーから初心者まで幅広い支持を受けている。

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