NR
ゴルフの競技会の結果で、「NR」というのをしばしば見かけます。ほぼ「棄権」と同じ意味と解釈されていますが、もともとの正確な定義ではちょっと情けないものであったりします。ではこの「NR」、“Not release”(ノット・リリース)という言葉の略である。これって○?×?
レッスン
| 女子プロレスキュー | シチュエーション別に女子プロゴルファーがわかりやすく解説 |
|---|---|
| 振るBODYメソッド | ゴルフスイングに適したストレッチ法をスポーツトレーナーが解説 |
| U-25世代LESSON | ツアーで活躍する若手プロゴルファーの旬なレッスン |
| lesson-topics | 新着レッスントピックス |
| スイング辞典by内藤雄士 | 一見難しそうなレッスン用語を掘り下げて解説 |
| カン違いだらけのゴルフルール | ゴルフルールをQ&Aで解説 |














正解
たしかに1番ホールをスタートしていったはずなのにスコアの提出がないことを“No Return”(ノー・リターン)といいました。具体的には、途中で大叩きを出してしまい恥ずかしいのでカードを出さなかった、というケースをいいます。これは病気やケガによる棄権とはもともとは区別されていました。ゴルフ・エッセイで知られた夏坂健さんは「コースに出た人間が『戻ってこない』とは一大事。(中略)もし大叩きを恥じての行為だとすると、紳士にあるまじき卑劣な選択です。なぜ大叩きが恥なのでしょう。このゲームは困難の連続、うまくいかなくて当たり前なのです。むしろ大叩きした後、ゲームに対する畏敬の念を抱く人こそ本物のゴルファーだと思います」 と著書で述べておられます。