マリガン
ミスショットをしたときに特別にもう1回だけショットを打つことを「マリガン」といいます。もちろんこれは正式なルール上には存在しないプライベート・ルールで、発祥地のアメリカでは「No Mulligan」なる看板が立つほどのものです。ところで、この「マリガン」とはもともと何の名前だったでしょう?
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正解
「マリガン」とはゴルフ好きの、ある開業医の名前です。彼は仲間とゴルフをするときに、いつもスタート時間ギリギリにやって来ることで有名でした。準備を整えて余裕のある仲間たちはナイスショットを放ちますが、息を切らせている彼だけがいつもミスショットでスタートをしていたのです。そこで仲間たちは彼に朝の最初のティショットだけは1回余計に打てるというプライベート・ルールを作ったのでした。次第に「マリガン」は人々の間に知られるところとなり、朝のスタートホールのみならず、他のホールでも使うゴルファーが現れていきました。その代表格がビル・クリントン元大統領で、あまりに多くのマリガンを打つことから「マリガン大統領」と呼ばれたほどです。