[PR]涼やかな夏の新作登場
FASHION
【PR】科学の目で自分のスイングを知ろう!サイエンスフィットのスイング診断コース>>
2010/09/29
テークバックの早い段階から、フェースが大きく開いてしまっているのが大きな問題。テークバックでクラブが開くと、無意識のうちに閉じようとするアクションが入ってしまいます。これでタイミングが合えば、うまくスクエアに当たるのですが、少しでもズレれば、右にも左にも行く。開いたり閉じたりせず、テークバックで開かないようにキープすることが第一の基本です。
テークバックの最初から、フェースが開いてしまう原因の一つに上げられるのが、前傾姿勢の作り方が悪いこと。荒本さんの場合、前傾姿勢が浅く、しっかりと腰が入っていないため、重心がカカトの方にあるんです。この状態でテークバックすると、腰が浮きやすく、上体が起き上がってしまい、フェースが開く原因にもなるんです。
最初に膝を曲げてから前傾姿勢を作ると、骨盤が寝た状態になりやすく、しっかりと腰が入りません。正しい前傾姿勢の作り方を覚えましょう。まず、膝を曲げずにまっすぐ直立した姿勢から、上半身だけを前傾します。骨盤を立てるようなイメージで、足の付け根から上体を前傾させます。その後で初めて、軽く膝を曲げるようにしてください。
正しい前傾姿勢を作れば、アドレスでは拇指球あたりに重心があり、テークバックでも重心の位置が保たれて、腰が浮きにくくなります。さらに、テークバックは腰の高さまで、シャットフェースが保たれていればOK。ハーフウェーバックで、前傾角度とフェースの向きが平行であれば完璧です。
正しいテークバックができているかどうか、シャフトにシールを貼っておけば、ラウンド中でもチェックできます。まず、フェースをスクエアな状態にして、クラブを短く持って、おヘソにグリップを当てます。そこから、ハーフウェーバックの状態まで腰を回します。その状態で、シャフトの真上方向にシールを貼れば完成です。
腰までのテークバックで、シャフトに貼ったシールが真上を向けば、テークバックが正しいことが分かります。フェースはシャットに保たれ、上半身と腕とクラブが同調した、一体感のあるテークバックを実現できます。開いたもののをまた閉じるという動作が不要になるので、スイング軌道は、自然にインサイドアウトのプレーンへと変わってきます。
「思い切りスライスして、右のOBにつかまったり、右手に力が入ってグッと手首を返してしまうと左へのミス。ドライバーは右も左も怖くて、うまくコントロールできません。ドライバーショットが安定すれば、確実にスコアアップにつながると期待してはいるのですが…」
女子プロレスキュー | シチュエーション別に女子プロゴルファーがわかりやすく解説 |
---|---|
振るBODYメソッド | ゴルフスイングに適したストレッチ法をスポーツトレーナーが解説 |
U-25世代LESSON | ツアーで活躍する若手プロゴルファーの旬なレッスン |
lesson-topics | 新着レッスントピックス |