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磁気センサーの計測では、リストターン比率が12.3。この数字が大きいほど、タメを使って打つタイプであることがわかります。この数字は明らかにリストターンタイプです。タメを使う人は、インパクトでリストがターンするので、グリップのスピードが急激に落ちろことで、このタイプであることが分かるんです。これは小柄で飛ばせる方に多いタイプです。こういう人は、スイング自体でタメを作れるので、シャフトの手元が柔らかいとヘッドが逆に戻りにくくなります。ですから、手元が固いシャフトがマッチしますよ。
ヘッドに関しては、お尻が長くないものが良いでしょう。正確にいうと、重心深度が浅いヘッドです。重心深度とは、フェース面からヘッドの重心までの距離ですが、この距離が長いと、ダウンスイングでヘッドのお尻が下がって、アッパーでボールをとらえやすくなります。しかし、山本さんの場合は、4度近いアッパー軌道で打てているので、重心深度が浅い方がいい。見た目で言えば、フェースからクラブヘッドのお尻までの長さが短い小ぶりのヘッドの方が打ちやすいと思います。
今のヘッドスピードでもっと飛ばしたいなら、2度から4度のインサイドアウト軌道に変えていくという道もあります。しかし、今とても上手く打てているので、無理に変える必要はありません。もし、リストターンタイプの方でなければ、フェースが開いたまま戻せず、全部右に行ってしまうようなテークバックなのですが、リストを上手く返してインパクトできています。ただ、このローリングが強くなると、ミスショットにつながります。フェアウェイウッドが苦手なのは、そのせいだと思いますし、その点を少し改善していきましょう。
プロのスイングで例外がないのが、ハーフバックまでの挙動です。8時くらいの位置までは、グリップエンドがアドレスと同様に上体を指しています。そして、アドレスのシャフトラインに沿って上がっていきます。しかし、山本さんは、ハーフバックで左手の甲が上を向き、グリップエンドが体を外れて、シャフトラインよりも寝てしまいがち。テークバックでこのようにクラブが寝てしまうと、ダウンスイングでもクラブが寝て、アッパーが強くなってしまいます。
山本さんは綺麗なスイングができているので、あれこれ頭で考えるよりも、練習器具を使って調整するのが改善の早道です。両脇にスイングコレクターを挟むと、テークバックで上体・腕・クラブが一体になって動きます。このようにテークバックすると、ハーフバックでクラブが寝ることなく、シャフトライン上に上がっていきます。肩の高さまでクラブが上がった時、グリップエンドが飛球線を向く形が理想です。
クラブを2本持ってテークバックするのも、ローリングを抑えるのに効果的です。今までのスイングだと、テークバックで左手の甲が上を向いていくので、2本のクラブが交差してしまいます。両手にそれぞれ持った2本のクラブが、ずっと交差することなく、平行を保った形でテークバックする練習をしてみてください。
「力があるって言われるし、ドライバーには自信がありますが、自分としてはあと10ヤードくらいは伸ばしたいと思っています。今、悩んでいるのはクラブのフィッテイング。男性用の重めのクラブが振りやすく感じていますが、どんなタイプのシャフトが良いのか、自分でははっきり自覚できません。それと、フェアウェイウッドがちょっと苦手なので、その原因についても知りたいですね」
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