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2013/11/27
今回の状況は、グリーンエッジでピンまで20ヤード程度。ピンまでまったく障害物がなく平坦です。この状況で、ロフトの大きいサンドウェッジを使ってボールを浮かせて攻める必要があるでしょうか?高く浮かせて、ピンの根元にピタッと寄せればカッコ良いかもしれませんが、なかなか思い通りにできないのは、ご自身でも自覚されている通りです。どうして、距離感が不安定なのでしょうか。
手でボールを投げて、浮かせた方が良いのか、転がした方が良いのか、実験をしてみましょう。高々とボールを上げるよりも、地面に沿った低いボールで投げた方が、寄せるイメージが湧きませんか?これは、実際のアプローチでも同じこと。ボールを高く上げればピンポイントで狙わなければならないし、その後の転がりも予測できません。転がせる状況なら、転がすことを基本とした方が、誰もが距離感が出しやすいのです。
サイエンスフィットのラウンドレッスンでは通常の腰を切って振るショットと、ストロークの2種類に明確に切り分けることを徹底して教えます。ストロークとは、腰の回転を使わずにパッティングのように、腕の振りだけで行う打ち方です。ですから、感覚としてはパターに近いので、大きなミスとは無縁となり、低く転がしていけるので、距離感だけに集中できるのです。使うのはピッチングウェッジやアプローチウェッジ。実戦で即戦力となるものなので、その構えや打ち方を是非、覚えてください。
通常のショットでは、テークバックでインに上がり、フォローでインに行く、イン・トゥ・インの円運動ですが、ストロークではヘッドの軌道がより直線になるような動きになります。まず、足を揃えて、ボールを中央にセットしてください。そこから、体全体の向きをオープンにして、最後に肩のラインををスクエアに戻します。イメージとしては、あらかじめインパクトの状態を作った形にすること。ボールは右足のつま先前くらいになります。あとは、肩のラインに沿って、パットのように腕をただ真っ直ぐにストロークするだけです。
デリケートなショットで起こりがちなミスは、飛びすぎてしまうのではないかと、緩めてしまうことです。できれば、どんなショットでも、緩めずしっかりと打てる方が良いに越したことはありませんよね。そこで、一工夫。クラブをできるだけ短く持って、クラブのヒールが浮くくらいにするのです。短く持っているので、よりパター感覚でストロークできるし、ヒールが浮いているので、しっかり当てても、球足が強まらず、緩めずに打つことができます。
アプローチは自分なりの感覚の世界です。人それぞれ、感覚が優れた人もいればそうでない人もいるでしょう。しかし、誰もが感覚が出しやすい方法があるのに、わざわざ難しいショットを選ぶ必要があるでしょうか?感覚の優れた人は、もっと精度が高められるし、そうでない人も、ミスのリスクを頭の片隅に抱えながらのショットから解放されることで、より良いアプローチができるはず。アプローチの第一の選択肢として、まずは低く出して転がすことを基本にしてください。自分なりの距離感がきっと生まれてくるはずです。
「20ヤードくらいの距離では、迷わずサンドウェッジを持ちますが、思ったところに落とせなかったり、落ちてからの転がりもまちまちになるので、なかなか距離感をつかむことができない状態ですね。トップやダフりといったミスはあまりなく、自分の中では上手く打てているとは思うのですが、距離感が定まらないんです…」
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