黒キャディバッグどう選ぶ?
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2014/01/08
女子プロのテークバックと比較しながら、特にフェースの向きに注目してください。まず、ハーフバックではフェースの向きが上体の前傾に平行になるプロに対して、上体よりもフェースが立っていますよね。これが、一つのフェースが開いている証拠。さらに、トップではフェースが真上方向あたりを向くプロに対して、斜め前方を向いています。これもフェースが開いている証拠。しかし、手で引き上げている様子はなく、体の使い方は悪くないので、テークバックの動作によってフェースが開いているのはなく、そもそもオープンフェースで握っているんです。
正面の映像を見ると、グリップの位置が体の中央寄りになっていますよね。このようにハンドレイトの状態でグリップを決めると、フェースはオープンになり、逆にハンドファーストでグリップを決めると、フェースはクローズになることを覚えておきましょう。つまり、ソールした時の体に対する手のポジションが変わることによって、グリップに対するフェースの向きは変わってしまうのです。ハンドレイトに構える癖のある保泉さんは、グリップした時点で、もうフェースが開いているのです。
ヘッドを地面にソールさせると、ライやヘッドの座りによって、フェースの向きが変わります。特にウッドでは、ヘッドが少し開いて座りやすいので、それに合わせてグリップを決めてしまうと、オープンフェースになりやすいんです。(1)と(2)のお話を総合すると、ヘッドをソールしてボールにセットした状態でグリップを決めると、グリップに対するフェースの向きが、毎ショットでバラバラになりがちなのです。ですから、ソールする前にグリップを決めてしまうことが、グリップに対するフェースの向きを一定に保つ秘訣です。
では、どのようにグリップを決めるのか?先ほどの女子プロのハーフバックでのフェースの向きが、そのヒントです。クラブが地面と水平になったハーフバックのポジションで、フェースは前傾した上半身に平行でしたよね。ですから、その形を基準として、グリップを決めてしまうのです。クラブを水平に持って、ハーフバックのポジションでフェースの向きが上体と平行になるようにして、そこでグリップを決めましょう。こうすれば、握り直さない限りは、グリップに対するフェースの向きを、常に一定に保つことができます。
ハーフバックのポジションでグリップを決めたら、そこからは一切グリップを握り直さないことが大原則。ハーフバックでフェースが前傾に平行になるように決めて、今までのようにハンドレイトの状態に戻してソールすると、フェースは少しクローズになります。そこでグリップを少し飛球線方向に出して、ハンドファーストにして、フェースをスクエアに調整します。このとき、肩のラインが開かないように気を付けましょう。
テークバックの動作でフェースが開く人は、ハーフバックまでの間に、左手の甲が上を向くようにローリングして、いきなり正しいプレーンから脱線する人が多いんです。ハーフバックまで、上体と腕とクラブの位置関係を崩さず、一体にして上げれば、腕がローリングすることなく、右手は左手の上にあります。クラブを水平にしてグリップを決めると、ハーフバックの正しいポジションを、事前にイメージすることができ、ハーフバックの改善につながるケースが多いんです。
「ゴルフを始めて5年ですが、100を切れたのは1回だけで、全然うまくならないですね。ドライバーが良いとアイアンがダメだったり、スライスもなかなか脱することができません。フォローで頭が起き上がってしまうので、頭を残すように意識したりとか、いろいろ試していますが、どうしたら良くなるか分からない状態です。スイングが良くなる、コレだというきっかけをつかみたいところです…」
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