“淡色”を忍ばせ春仕様
FASHION
「短い番手になるほど、ボールが高く上がってしまうようで、番手通りの飛距離が出ないんです。100ヤードくらいの距離だと、ショートするミスが頻発して、困っています」(内田氏、ゴルフ歴20年)
【取材協力】コナミスポーツクラブ府中
正面からのムービーを見て、明らかにマズイところは、腕とクラブの角度が鋭角になっているところです。つまり、テークバックで手首のコックをし過ぎている点です。それが何を引き起こすかというと・・・。
テークバックの早い段階から、コックが強すぎると、どうなるでしょう。インサイドに引く癖も加わって、ハーフウェーバックあたりでは、こんなに開いてしまうんです。そして・・・
ダウンスイングでは、フェースが開いたまま降りてきて、かなりロフトが寝た状態でインパクトを迎えます。まるで、バンカーショットのようなオープンフェースになり、番手が短くなるほどボールが上がって、番手通りの飛距離が出ないんですよ。
試しに右手と左手のグリップを離して、スイングしてみましょう。こうするとさらにコックが強まり、コックの欠点が分かりますよ。テークバックでは、さっきよりも、さらに腕とクラブの角度が付いて、コックが強烈になりますよね。インパクトでフェースを合わせるのがかなり難しそうですよ。
逆に両手の間隔を詰めれば、コックが弱まることも実感できると思います。内田さんの場合、オーバーコッキングを防ぐには、まず両手の間隔を詰めることを意識して、しっかりグリップすることがポイントになります。
テークバックで大きく開いたものを戻すには、スイングの前後で同じ量のコックをするのが理想です。コックを使ったフォローはこんな感じになりますね。でも、これだとタイミングを合わせるのがとても難しく、開いたまま当たることが多くなります。
おすすめしたいのは、できるだけコックを使わないこと。グリップの間隔を詰めて、コックを使わずにテークバックしたら、体をしっかりと目標に向けることを意識してください。手首の余計な動きを入れず、体のターンでショットした方が、ショットが安定しますし、番手通りの飛距離がでますよ。
ボールが高く、ショートしがちだった苦手な100ヤードでしたが、ロフト通りのインパクトになってナイスオン!このコックを使わないスイングで、番手の距離感も変わってきますから、各番手で再確認してみてくださいね。
神奈川県出身。1977年生まれ。コナミスポーツクラブ新百合ヶ丘勤務。
ゴルフに必要なすべての要素をレベルアップさせる!をモットーに、スコアアップを目指すスクール生たちを指導。グローバルスタンダードなゴルフ理論を武器に、受講者のゴルフをより一層楽しいものへと昇華させる。
科学の力でお悩み解決 | 最新機器を駆使したレッスンの一部始終を生レポート |
---|---|
ティモンディ | 芸人ティモンディが一人前のゴルファーを目指す動画バラエティ |
女子プロレスキュー | シチュエーション別に女子プロゴルファーがわかりやすく解説 |
サイエンスフィット | 悩めるアマチュアを最新スイング解析でレスキュー |
振るBODYメソッド | ゴルフスイングに適したストレッチ法をスポーツトレーナーが解説 |
U-25世代LESSON | ツアーで活躍する若手プロゴルファーの旬なレッスン |
一歩上の実戦テク | いざというときに使える技術的なショットをプロが解説 |
lesson-topics | 新着レッスントピックス |