男性並みに飛ばしたいんです!
「ドライバーをもっと遠くへ!」
「ドライバーもスプーンも、たいして飛距離が変わらないし、白ティから回ることが多いので、男性と比べると、ドライバーの飛距離には、とっても不満があるんです。大きく右に曲がることはないけど、あまり球に元気のないスライスも、なんだかイヤですね」(會沢さん、ゴルフ歴7年)
【撮影協力】コナミスポーツクラブ西葛西
スイングはパワフルですが・・・
ゴルフ歴7年だけあって、女性にしては、とってもパワフルなスイングをしていると思いますよ。ところが、飛距離は160ヤード前後で、確かに今ひとつ。その秘めたるパワーをうまくボールに伝えきれていない感じですね。でも、ご心配なく。ちょっとしたコツを掴めば、グーンと飛距離が伸びるはずですよ。
インパクトの形に難あり
ムービーでインパクトの状態を見てみると、明らかにマズいのはインパクトの形。腰が正面を向いたまま、インパクトを迎えてしまっているんです。インパクトでは、もっと下半身が先行し、腰が目標に向かって、もっと回っているのが、理想的なんです。
スライスが怖いほど振り抜けない
見たところ、大けがをするほどのスライスではないのですが、大きく右に曲げてしまうことを怖がって、しっかり振り抜けていない感じも見受けられます。インパクトで腰が止まってしまい、さらに膝が伸び上がってしまっているんです。
骨盤を思い切って目標に向けていきましょう
まずは、骨盤を思い切って目標に向ける練習をしましょう。クラブを持たないで、テークバックからインパクトに向けて、腰を止めないで最後まで回す練習をしてください。クラブを持っても、その下半身の感覚で振ることが肝心ですよ。
アドレスの前傾角度は崩さずに!
スイングで骨盤を目標に向けていく際に、注意したいところは、アドレスの前傾角度をキープすること。そして、アドレスで軽く曲げた膝の状態も変えないこと。膝の高さが上下したりインパクトで膝が伸び上がったりするのは、絶対NGですよ。
だんだんと腰が回ってきました!
骨盤を目標に向けることを意識することで、レッスン前よりも、だいぶ腰が回った形でインパクトができるようになりました。今までとは感覚が違うと思いますが、もっと腰を回せば、もっと力強いインパクトになってくるはずです。
楽々10ヤードアップ!
下半身をしっかり回すことを、ちょっと意識しただけでも、飛距離が10ヤードも伸びました。ボールの行方を気にせず、もっと腰を回して振る練習が必要ですが、ヘッドスピードは35m/s前後あるし、男性にも劣らない200ヤード以上まで飛距離が伸びる余地は十分ありますよ。頑張って練習してくださいね!
山田智洋 インストラクター プロフィール
ゴルフ歴30年の37歳。コナミスポーツクラブ西葛西での指導歴は10年になり、その的確なティーチングでスクール生の支持を集め続ける。高校・大学とゴルフ部に在籍。大学在学中よりスイングの研究を始め、卒業後もスイング研究と競技ゴルフへの情熱は衰えず、ゴルフの神髄を探求し続ける。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー
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