ドライバーショットとアイアンショットの違いは?!
「同じように振ればいいとは思えません」
「ドライバーもアイアンも、スイングの基本は同じで、同じように振れば良いはずですが、アイアンの感覚で振ると右に行くし、同じように振ればいいとは思えません。違いがあれば教えてください!」(横田さん、ゴルフ歴2年)
【撮影協力】コナミスポーツクラブ西葛西
まずアイアンショットの基本を押さえましょう
スイングの基本は、ドライバーもアイアンショットも変わりません。結論から先に言えば、その違いはセットアップと骨盤の浮きに注意することだけ。まずは、アイアンショット。体重配分は左右半々で、重心が中央にくるようにアドレスします。
おヘソはボールを指し、骨盤の角度をキープ
アドレスで、おヘソがボールを指すような感じに前傾して、このときの骨盤の角度を、スイング中もキープするのが基本です。アドレスの姿勢は、ドライバーもアイアンショットにも共通して、外せないポイントなので、前回の正しい姿勢を復習してくださいね。
ドライバーの体重配分は右6:左4
ダウンブロー気味にボールを捉えるアイアンに対して、ドライバーはアッパーブローでボールを捉えます。といっても、すくい上げるように意識するわけではありません。セットアップで右足に6、左4という体重配分にするだけで、自然にアッパーブローの軌道になります。
最初はベタ足で練習
ドライバーはクラブが長い分、当然、ボールに当たるまでの時間が長くなります。それをアイアンのような感覚で打ち急ぐと、クラブが戻りきらずスライスを招きます。最初は、右足カカトを地面から離さず、ベタ足をキープして振ることから始めましょう。
左に行くようになったら、右足のカカトを上げる
ベタ足のドライバーショットで、ボールが左に行くようになったら、徐々に右足のカカトを上げるようにして、アイアンショットのスイングに近づけていってください。
骨盤が浮かないようにキープ
ベタ足の練習は、骨盤の角度を最後まで変えない練習でもあります。ドライバーのインパクトまでの時間を待つ間に、腰が浮いてしまったり、骨盤の角度が変わってしまったりしないよう、アイアンの基本を再確認しながら、骨盤の角度を保つことに意識を集中してください。
ドライバーショットの感覚を掴んできていますヨ
ドライバーショットの感覚を徐々に掴んできたようですね!ドライバーの体重半分は右6:左4。骨盤が浮かないよう角度をキープ。この2点を特に意識し、後はアイアンショットと同じように、しっかり振り抜いて行きましょう!
加畑理規 インストラクター プロフィール
コナミスポーツクラブ下総中山勤務。ゴルフの上達はもちろんのこと、「なにより楽しく!」をモットーに、ゴルフスクールを担当。初心者から上級者まで、レベルにかかわらず楽しく解かりやすいレッスンが好評。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
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