【男子禁制シリーズ】「まつパ派」or「まつエク派」? 女子プロの“まつ毛事情”最前線

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まつパ派の脇元華は、手と口元で「パ」を表現(笑)

桑木志帆を取材していてどうしても気になることがあった。夏の暑い時期でも一日のラウンド後に目元が最後までクルンと上向きのまま。しっかり汗をかいているはずなのに、なぜまつ毛の“上向き状態”が最後まで崩れないのか。女子プロたちはいったいどんな対策をしているのだろうか。編集部の紅一点である筆者が、選手たちのリアルな“まつ毛事情”を聞いてみた。

そもそもまつ毛メイクって何?

普段は日焼け止めを塗るくらいで、メイクとはほぼ無縁の男性ゴルファーからすると、「まつ毛メイク」と聞いてもピンとこないかもしれない。一般的なまつ毛メイクは、まずビューラーという専用の道具でまつ毛を挟み、上向きにカールさせる。その状態をキープしながら、まつ毛を長く濃く見せるマスカラを塗るのが定番だ。

最近は毎朝のメイク時間を短縮したり、目元をより印象的に見せたりするために、「まつパ(まつ毛パーマ)」や「まつエク(まつ毛エクステンション)」を取り入れる女性もいる。「まつパ」は、自まつ毛にカールをつけて上向きをキープする施術。一方で「まつエク」は、自まつ毛に人工のまつ毛を1本ずつ付けて長さやボリュームを出す施術で、いずれも一定期間状態をキープできるため、毎朝ビューラーやマスカラにかける時間や手間を減らせるのが特徴だ。

全英女王・桑木志帆のアイメイクは?

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ピンセットを使って“束感”(たばかん)を演出するのがこだわり

最初に話を聞いた桑木志帆は、迷わず「まつエク派」と回答。その理由は単純明快、「(まつエクは)いつでもいい感じに仕上がるから」という。さらに、まつ毛一本一本が束になった“束感まつ毛”についても、「寝る前にコーティングの液を表側と裏側の両面につけると、少しずつ束になってくるので、最後はピンセットで整えています。努力しているんですよ」と桑木。ラウンド中も崩れない印象的な目元は、毎晩のひと手間によって支えられていたわけだ。では、女子プロの間で、「まつエク」が主流なのだろうか。

女子プロ界隈は「まつパ派」が優勢

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美容好き小祝さくらは月イチ“まつパ”がマスト

美容に年間約100万円を費やすことでも知られる小祝さくらは、「まつパ」一択だという。その理由を尋ねると、「まつエクは自まつ毛も一緒に抜けるのが気になるから」とキッパリ。日頃のケアも意外とシンプルで、「夜にカールをキープするためのコーティング剤を塗って寝るだけ。美容液は使っていません」と明かした。サロンは月に1度、決まった店舗に通っているという。

同じく「まつパ」に通う菅楓華は、「まつエク」を選ばない理由について、「通っているサロンにまつパしかないんです。まつエクの良さを知らないだけかもしれません」と素直に話す。「まつパ」を続ける最大の理由は「とにかくラクだから」。ツアーで全国を転戦する中でも、訪れた先でサロンを探して定期的に施術を受けているそうで、「まつパしてるだけでメイクしている感じが出るし、施術したてのときはすごくまつ毛が上がるので、テンションも上がります」と笑顔を見せた。

「楽」だけじゃない、まつパを選ぶワケ

今回話を聞いた7人のうち5人が“まつパ派”だった。脇元華も「月イチくらいでまつパしていて、だいたい同じサロンに通っています」と話す。まつエクは一度試したものの、「自まつ毛が一緒に抜けちゃうのがショックでやめました」と振り返った。美容液やコーティング剤でケアを続け、「まつ毛が上がっている方が盛れるし、化粧時間も短縮される」と、「まつパ」のメリットを挙げた。

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日本に戻ったタイミングでまつパに通う西村優菜

米ツアーを主戦場とする西村優菜は、日本に戻ったタイミングで1カ月半~2カ月に一度「まつパ」通いをする。「自まつ毛が長すぎてロッド(形を固定する筒状の小さな棒)からはみ出ちゃうので、隙間を空けて施術してもらっています」と、長いまつ毛ならではの悩みを明かす。「まつエク」は「バサっとした印象になるから」と選択肢にはないようだ。多忙な海外転戦の合間を縫ってでも施術を続けるところに、目元へのこだわりが垣間見えた。

阿部未悠が重視するのは、何より“タイパ(タイムパフォーマンス)”。「まつエクの時間は待っていられない。まつパなら1時間かからないくらいで終わる」と話し、以前試した「まつエク」もグルー(接着剤)によってかゆくなって断念。試合中はコーティング剤のみで仕上げ、前夜祭などのおめかしをする際のみマスカラを使うという。さらに、花粉症シーズンは目をこすってまつ毛が抜けるのを避けるため、あえて「まつパ」も休むそうだ。

少数派「まつエク」を選ぶ理由は?

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倉林紅はとにかく目を大きく見せたいと“まつエク”をチョイス

今回の取材では「まつパ」派が目立ったが、もちろん桑木以外にも「まつエク」派もいる。7月の「資生堂・JALレディス」でツアー初優勝を飾った倉林紅は、月に一度サロンに通って「まつエク」を施術している。「朝起きた時に顔ができているのがラク。目を大きく見せたいんです」とその理由を明かした。

◇◇◇◇

今回取材した選手の多くは「まつパ」派だったが、目元の印象を求めて「まつエク」を選ぶ選手もいた。その選択肢は実にさまざま。国内外を飛び回るハードなツアー生活の中でも、自分磨きを忘れない女子プロたち。強い日差しの下でも美しくカールを保つまつ毛は、彼女たちが大切にする“自分らしさ”を映し出しているのかもしれない。(編集部・仮屋美遊)

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