球をつかまえやすくて強弾道が打てる ブリヂストン ツアーB X ドライバー

【ミヤG】
アスリートブランドの「ツアーB」がフルモデルチェンジ。ドライバーからウェッジまで新製品が展開されているのですが、やはり注目はドライバーです。「ツアーB X ドライバー」というシンプルなモデル名で登場しました。

【ツルさん】
昨年発売された「JGR ドライバー」で初採用された高初速エリアを広げる独自テクノロジー「サスペンションコア」が、この新ドライバーにも採用されました。ヘッドの最後部には、弾道調整のための付け替え式ウェイトポートも搭載されています。では、さっそくヘッドの見た目からインプレッションしていきましょう！

【ミヤG】
このドライバーは、とても構えやすいですね。フェース面全体をすんなりとターゲット方向に向けられる感じ。構えたときのヘッドの見た目が、なんとなく今自分が使っている「M5 ドライバー」に似ているので、そのせいで余計に構えやすく感じるのかも知れません（笑）

【ツルさん】
ライ角がフラットに感じますし、球筋を操作するというよりは、直線的に打っていきやすそうな顔つきです。前作の「ツアーB XD-3 ドライバー」ではクラウンの“筋金”と呼ばれる金属弦が目立っていましたが、「ツアーB X ドライバー」ではそれが隠されていて見た目もスッキリしました。金属弦はさらに進化して、ハニカムストリングという新形状になって存続されているみたいですよ。

【ミヤG】
打ってみると、一発目からボール初速を出しやすくてビックリ！ スピン量もかなり少なくて、何球か打ってみた平均値でもよく飛ばせていました。かなり好感触です！！！

【ツルさん】
ミヤGは、いつもブリヂストンのドライバーと相性がいいですよね（笑）

【ミヤG】
そうなんです。実は、前作の「ツアーB XD-3 ドライバー」も試打結果は良かったです。球をつかまえやすい性能なんですが、大きく左に引っかけるミスは出ません。前作よりも直進性がアップしているように感じます。

【ツルさん】
ヘッドをターンさせやすいけれど、安定感と寛容性は外ブラのドライバーっぽい。そのうえ高弾道の低スピンを打ちやすい。このドライバーの性能がハマるゴルファーは、きっと多いと思います。僕の場合は、標準のウェイト位置だと球がつかまりすぎるので、1つか2つトウ寄りのポジションにセットすると、ストレート弾道を打ちやすかったです。ミヤGも調整してみたら？

【ミヤG】
確かに、ウェイトをいちばんトウ側のポジションに付け替えると、僕が打ってもフェード弾道になりました！ それと今になって気付いたのですが、試打クラブのシャフトフレックスはSRでした。しっかりしているから、てっきりSだと思って打っていました。

【ツルさん】
標準シャフトは、手元側が硬めで中間から先が少ししなるタイプ。手元のしなりを感じたい人だと、シャフト自体を硬く感じるかも知れません。最後に付け加えると、このドライバーは打感もいい。「シュパン！」という反響の少ない打音は、いかにもアスリート好み。構えやすさや打感といったフィーリング面まで、よく考えて作られているモデルだと思います。

■ 試打したクラブのスペック

ブリヂストン ツアーB X ドライバー
●ロフト角：10.5度 ●シャフト：TOUR AD TX3-5 ●フレックス：SR

■ マイクラブ情報

ミヤG：テーラーメイド M5 ドライバー
●ロフト角：10.5度 ●シャフト：Speeder 569 EVOLUTION VI ●フレックス：S

ツルさん：テーラーメイド SIM MAX ドライバー
●ロフト角：10.5度 ●シャフト：VENTUS 6 ●フレックス：X