「打感が心地よく進化した直線番長」ピン G400 ドライバー
フィーリングよく、球を曲げずに飛ばせる
【ミーやん】ピンの最新ドライバーは従来どおり、スタンダードモデル、球のつかまりをよくしたSFテック、低スピン強弾道のLSテックの3種類が用意されていますが、なんとすべてのヘッド体積が445ccになりました。スイング時のヘッドの空気抵抗を減らし、低・深重心化させることで、慣性モーメントは前作比3%アップしているそうです。
【ツルさん】以前、ピンの社長であるジョン・K・ソルハイムさんを取材したときに「ヘッド体積はルール最大460ccのほうが性能に優位性があるから、ウチは小ぶりなヘッドを作りません!」と言いきっていたので、少し裏切られたような気持ちです(笑)。でも、今回の『G400 ドライバー』は打ってみるとイイんです!
【ミーやん】ボクが普段使っているエースドライバーは『G30 ドライバー』なのですが、それと比べると『G400 ドライバー』は、やはりヘッドが小ぶりに見えます。打ってみて驚いたのは、打感が良くなっていること。インパクトでボールがフェースに食いつくような感触が得られます。打っていて心地いいです。
【ツルさん】今回から新たにヘッド内部にサウンドリブが取り入れられて、ずいぶん打感がマイルドになりました。これは多くのゴルファーが待ち望んでいた改善点でしょうね。
【ミーやん】それによく飛んでいます! ボクが今まで試打したドライバーのなかでもトップクラスの飛距離です。ボール初速がよく出ているし、スタンダードモデルでもスピン量が適度に少ないです。
【ツルさん】ミーやんの場合、ロフト角9度のモデルだと球の打ち出し角が少し低いですね。ネックの調整機能でロフト角を増やすと、もっと弾道が良くなりそうです。
【ミーやん】飛ばせるのもうれしいですが、曲がりづらいのも助かります。自分ではミスショットしたと思っても、結果的にはOBまでは行かない安定感があります。
【ツルさん】従来から変わらない“直線番長”ぶりを備えていて、球の曲がりづらさは天下一品です。ヘッドは小ぶりになりましたが、それによって難しくなった印象はまったくありません。むしろ球が右に滑りづらくなって、使いやすくなったように思います。僕も好感触ですよ。
【ミーやん】オリジナルシャフトが3種類用意されていて、今回試打した「ピン ツアー 173-65」は重さが中間のタイプ。フレックスSはけっこう硬めなので、ボクのヘッドスピード(43m/s)でしっかり振っていくのにちょうど良さそうです。
【ツルさん】オリジナルシャフトで対応できるゴルファー層は広そうです。『G400 ドライバー』は、ミスヒットに強いピンの良さを踏襲しつつ、打感や振り抜き感といったフィーリング面がかなり向上されました。多くのゴルファーに受け入れられて、人気モデルになると思います。
■ 試打クラブのスペック
ピン G400 ドライバー
ロフト角:9度、シャフト:ピン ツアー 173-65、フレックス:S
発売日:2017年9月7日、価格:税抜63,000円(税込68,040円)
■ マイクラブ情報
ミーやん:ピン G30 ドライバー(ロフト角:10.5度、シャフト:オリジナルカーボン、フレックス:S)
ツルさん:テーラーメイド M1 460 ドライバー(ロフト角:10.5度、シャフト:UST マミヤ アッタス パンチ 6、フレックス:X)
ミーやん プロフィール
1978年生まれ、自分に合うクラブを求めて、片っ端から新製品の試打を行うエンジョイ志向のGDO編集部員。ヘッドスピード42m/s、持ち玉は低・中弾道のドローというか、むしろチーピン。チーピニストからの卒業を目指し、現在はスイングを改造中。
ツルさん プロフィール
1974年生まれ、シングルの腕前を持つ。とにかくボールを打っていたいギア好きのゴルフライター。メーカーの新製品発表会には出向くのはもちろん、毎年アメリカのゴルフ見本市「PGA SHOW」に行って最新クラブをチェックしている。ヘッドスピード46m/s、持ち玉は中・高弾道のドロー。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー