最新シャフトを4タイプのスイングに分けて図式化(2019年版)
2019-06-16
シャフト選び
※この記事は2012年当時の情報を基に書かれたものです。
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トップで手元がしなり、インパクトで先端が動くのがダブルキックです。手元の柔らかさがタメの少なさを補ってくれて、先端の柔らかさがボールをつかまえてくれます。ダブルキックにはしなるポイントが2つあるので、しなり量が大きく、いわば飛び系のシャフトとも言えますが、強振する人にはあまり向かないシャフトです。
ひとつ覚えておいてほしいのは、ダブルキックはシャフトの曲がりの頂点がシャフト中間部分に位置するため、カタログなどでは中調子に分類されることが多いこと。実際には、手元と先端の両方が硬い中調子とダブルキックは、性能的には真逆になります。カタログなどを見る際には注意してください。
そもそもダブルキックは、シャフトの中間部分を硬くして、ヘッドのトゥダウンを抑えるために開発されたものです。アベレージゴルファーだけでなく、実は上級者にも良さが分かるのがダブルキックなのです。
■Dタイプに合う代表的なシャフト
・三菱レイヨン バサラ ワイバーン
・クレイジー ロイヤルデコレーション
※この記事で掲載しているキックポイントの表記は、監修である関雅史氏の感性で決めたものになり、メーカー公表値とは異なる場合がございます。メーカー公表値を知りたい人はギアカタログをご覧ください。