キックポイントは“振り心地”で選ぼう！

関プロ「シャフトのしなるポイント（＝キックポイント／手元・中間・先)を選ぶ際は“振り心地”で決めることをおすすめします。貴崎さんのように、手元がしなるモデルのほうがタイミングが取りやすいという人もいれば、逆に手元が硬くないとタイミングが取りにくいという人もいます。結果的にボールが左右どちらに行くか、弾道で選ぶ方法も間違いではありませんが、それ以上に振っているときの気持ち良さで選ぶほうが失敗するリスクは少ないと思われます」

おすすめシャフト4本の弾道測定値をチェック！

タイミング◎で結果も出たモデルはコレ！

●関プロがテスターのために選んだシャフトは・・・
フジクラ オニキス スピーダー D6 フレックスS

関プロ「曲がり幅も少なく、飛距離も伸びたオニキス スピーダーは、貴崎さんのスイングにかなりハマっている様子でした。本人も非常に気持ち良く振り切れたと感想を述べていました。計測数値の結果はもちろん、それだけで判断せず、打った後の感覚や振り心地、切り返しのタイミングなど、総合的にみてオニキス スピーダーがマッチしていると判断しました」

振りきってこそ最適ギアが見つかる！

ミスショットはライなどの影響、スイングのスキルと原因はさまざま。だが、スイングの“タイミング”が外れることでミスが頻出してしまう可能性が大きいことを、アベレージゴルファーはあまり把握していないと関プロ。

「（ミスショットを恐がり）インパクトで合わせにいって振っている間は決して良い結果は生まれません」と関プロは断言する。自分に合ったクラブを見つけることについて、「自分のタイミングで気持ち良く振り切れるクラブを探してこそ、本当の意味でミスを減らし、結果につなげることができると思いますよ」と力強く言及した。

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