ドライバーの実験隊 第2話「最新の長尺ドライバーを徹底比較」
最新の長尺ドライバーを試打比較 座談会
【GDO】今回は、最新の長尺7モデルを打ってもらいましたが、いかがでしたか?
【木村】試打する前は、同じようなターゲット向けの性能の似たモデルかと思っていましたが、それぞれ個性があって面白かったですね。ヘッド性能の違いで、球のつかまり具合、弾道の高さ、スピン量に大きな違いがありました。
【田島】シャフトが長いだけあって、各モデルの個性が出やすいですよね。ゴルファータイプによって、合う合わないがはっきり出ると思います。個人的には、ヘッドはスピン量の少ない「JPX AD」が好印象でした。シャフトは、走り感のある「ゼクシオ」が良かったですね。長いのに振り遅れないし。
【木村】僕もその2モデルが好印象でした。全体的なバランスが良かったのが「ゼクシオ」。構えやすさ、球のつかまり、弾道の高さも適度で、完成度が高かったですね。「JPX AD」のヘッドは、ダントツに低スピン性能が高いのが魅力でした。これは、ハマれば飛ぶと思います。9度だと使い手を選びそうなので、パワーのない人は10.5度がいいと思いますが。
【田島】ただ、難を言うと今回の7モデルは、すべて重量が軽すぎる感じがしましたね。振りに行くと、シャフトがついてこないモデルも多かった。そのせいで、僕の場合はV-iQも球がつかまりませんでした。
【木村】田島さんぐらいのヘッドスピードで振ると厳しいでしょうね。あまりにヘッドスピードが遅いと振り切れない可能性もありますが、どれも40-43m/s前後のゴルファーに合いそうなスペックでした。
【田島】けれど、どのモデルを打っても、どスライスやチーピンは出なかったですね。直進性は高いと思います。
【木村】やはり、それが最新の長尺モデルの進化なんでしょうね。球がつかまるモデルも多かったし、スライサーが使っても、振り遅れてスライスを増長させるようなことはなさそうです。マッチするゴルファーは多そうです。
【GDO】長尺だからといって、それだけで敬遠しないほうが良さそうですね。モデルを選べば、アベレージゴルファーにも扱いやすそうです。今回は、どうもありがとうございました!
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