本間ゴルフ アスポート3 e+ ドライバー
打ってみると?
試打クラブはロフト10度。シャフトは本間ゴルフ オリジナルのプラスアーマック53でフレックスはR。10度表示でリアルロフトは13.5度とかなり多め。フェース向きが+2.5度と強いフックフェース。これが影響してリアルロフトが増えている。アドレスするとフェースは左を向き、そしてフェース面がしっかり見える。ライ角も62.5度と超アップライト。フッカーにはつかまり過ぎる怖さがあるが、スライサーにとっては右に行きづらく感じる顔付きになっている。
シャフトはアベレージゴルファー向けだけあって軟らかい。ワッグルする中間から先端側が大きくしなる。硬さの目安となる振動数は225cpm。クラブ重量は294.9gでバランスはD0.5。長さは実測で45.25インチ。シャフトに合わせて、軽めのスイングで打ってみると「カキーン」と派手な金属音。ヘッドスピードが遅めでもフェースの弾き感が手と耳にしっかり伝わってくる。
真っ直ぐ打つ感じでスイングしてみると、弾道は強めのドロー。投影面積が大きいにもかかわらず、捕まりが非常にいい。ヘッドもシャフトもダウンからインパクトにかけて左にターンしたがるのが手に伝わってくる。
弾道をさらにチェックするために、インサイドからあおって打つと強いフック・・・というよりは引っかけに近い弾道。逆に、フェースを開いてアウトサイド・イン軌道でカット打ちしても、コスリ球になりにくい。重心アングルが大きいことが影響しているんだろう。ヘッドの操作性は高くないのでドロー、フェードを打ち分けるのにはまったく適さないが、オートマチックにドロー弾道を打てるドライバーである。
そして、リアルロフトが多いこともあって弾道はかなり高い。ヘッドスピードが40m/s以下でも高弾道。ヘッドスピードを上げると吹き上がる怖さがあるが、ボールが上がりづらい人にはやさしくキャリーが出せる。スピン量については低スピン感はあまりなく、フェースセンターでつかまえると3000回転前後。スピンを減らすにはフェースのやや上側で捕えることをが要求される。シャローフェースなので、2400回転以下の低スピン弾道を打つにはそれなりの技術が必要だが、反面、ボールが上がりづらい人にはやさしく高弾道が打てる。
投影面積が大きいとつかまりづらいドライバーが少なくないが、この「アスポート3e+」に関してはつかまりの悪さは微塵もない。右曲がりの度合いを減らしたいスライサー、クラブでハイドローを打ちたい人に、非常に使い勝手がいいドライバーだ。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー