マーク金井の試打インプレッション

ヤマハ インプレスX D460パワードロー ドライバー

2011/01/18 10:00

クラブを計測してみると?

前作同様重臣距離は33.5ミリと短め。ヘッドがターンしやすく捕まりがいい

フェース角は+1.25度とフックフェース。ライ角度は60.5度とアップライト。重心アングルも23度と標準的だが、重心距離がかなり短いのだろう。スイング中にヘッドが返りやすく捕まりが非常にいい。テークバックやトップでフェースが開いても、ダウンからインパクトにかけてフェースを返していきやすいドライバーだ。

シャフトについては、純正のS(orbit TBX-511D)は手元側と先端側のしなりが大きい、ダブルキックポイント設計。切り返しで手元がしなり、インパクトゾーンではシャフト先端がムチのようにしなり戻る。この影響でヘッドがアッパーに動き、打ち出し角度が高くなっている。しなり戻りも適度にスピーディだ。トルク値は4.4度。数値的には低めだが、実際にスイングすると適度なねじれ感が発生する。切り返しでタイミングが取りやすく、ゆったり振るとインパクゾーンでヘッドが返りやすく仕上がっている。長さは実測値で45.75インチ弱。クラブ重量は297.2gでバランスがD0.5。45インチ換算すると約305g。30~55歳ぐらいの男性で、体力が平均ぐらいの人と相性が良いスペックだ

クラブ測定データ

シャフトorbit TBX-511D(S)
ロフト(度)1010
リアルロフト(度)12.512.5
ライ角(度)60.560.5
フェース角(度)+1.25+1.25
長さ(インチ)45.7545.75
振動数(cpm)247247
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ヤマハ
やさしく、しっかりつかまえ、振り抜ける
発売日:2010/11/27 オープンプライス