ヨネックス
やさしくなったEZONE
発売日:2011/10 オープンプライス
石川遼プロでおなじみのヨネックス。ドライバーのメインモデルとなるEZONEには、ヘッドが3種類用意されているが、今回試打するのはタイプ450E。ヘッド体積は450CC。クラウン部分はヨネックスのお家芸とも言えるカーボン素材。ちなみにタイプ450Eはドライバーのヘッドスピードが36~39m/sのゴルファーを対象したスペシャルモデル。ヘッドスピード40m/s以上のゴルファーにはタイプ450を推奨している。
フェースの厚みは約55ミリ。シャローフェースだがエッジ寸(フェース下部からヘッド下部までの距離)が約8ミリほどと大きい。構えた時にフェース中央部分にスイートスポットがイメージしやすいようにデザインされている。
ヘッド形状はオーソドックスな丸型形状。シャローバックで、重心を下げつつ慣性モーメントを拡大したい(スイートエリアを広げたい)意図が窺える。フックフェースはかなり強めで、リアルロフトもかなり多めだ。構えるとドライバーと言うよりは3Wに近いぐらいロフトが寝ている。長さは45.25インチ。クラブ重量は293g(メーカー値)。
ヘッドスピードが遅いゴルファーだけに的を絞ったEZONE タイプ450E。メーカーの意図通り、非力な人でも高弾道ドローが打ちやすいのかどうか、じっくりテストしてみたいと思う。