日本シャフト
飛距離のスペシャリスト
発売日:2012/03/01 参考価格: 35,700円
シャフト試打で使うヘッドはテーラメイドのR11。シャフト脱着式なので同じヘッドでテストできる。ロフトは表示9度で、リアルロフトが10度前後。まずは60g台のS。ワッグルすると中間部分がクイッとしなるのが手に伝わる。ダウンでタメを作りやすいタイプのシャフトだ。
実際に打ってみると、切り返しで手元から中間部分がクイッとしなり、ダウン後半からインパクトにかけては、しなった分だけシャフトがしなり戻る。しなり戻りの加速感は速過ぎず、遅過ぎず。ヘッドスピード43m/sで打っても・・・シャフトが気持ち良くしなってくれる。シャフト挙動は、同社のスチールシャフト「モーダス3」と似ている感じだが、手元側はモーダス3よりもやや硬めだ。キャラクター的には、シャフトの加速感で飛ばすことよりも、自分のパワーを出し切って振りたくなるシャフトだ。
そして試打して強く感じたのが打感の良さ。バイアス層に80t、手元部分に70tの高弾性シートを採用していることもあり、インパクトの感触が心地良く手に伝わってくる。
弾道的はニュートラル。シャフト先端側のしなりが少ないからだろう。ヘッドの入射角が安定しているので、気持ち良く振り切れる。Xに持ちかえると、硬度が増した分だけ手元側がしっかりしている。Sに比べるとXの方が弾き感が鋭く、ボール初速も少し上がってくる。Xというとハードな感じがするかもしれないが、ことレジオフォーミュラに関してはその常識が当てはまらない。ヘッドスピードが45m/sぐらい出ていれば、Xでも十分使いこなせるシャフト。
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