ツアーエッジ
発売日:2012/02/14 オープンプライス
9度表示でリアルロフトが9.25度。フェース角は-1.25度。市販ドライバーの中ではリアルロフトが非常に少ない。オープンフェースの度合いはアスリート向けドライバーの中では平均的だ。ライ角は57.75度とフラットだが、重心アングルは26.5度とやや大きい。重心の深さ、重心アングルでヘッドが適度に返りやすくなっているようだ。
ヘッドは操作性が高いのでプロ、上級者には球筋は打ち分けやすく仕上がっている。ヘッドの挙動はニュートラルだが、オープンフェースなのを考えると、スライサーよりもフッカーの方が扱いやすいだろう。また、フェードが持ち球で引っかけたくない人にも扱いやすいドライバーである。
シャフトについては、純正のFUJIKURA BLUR EXOTICS 55は全体的に硬く、中間部分が少ししなる先中調子。振動数は270cpm。トルクは3.7度(メーカー値)。純正シャフトとしてはかなり硬く、アフターマーケット用シャフトのXに近い硬さだ。トルク3.7度となっているが、実際にスイングすると適度にねじれを感じる。この効果で、硬いわりには、タイミングが取りやすい。長さはメーカー値が45.25インチで実測値が45インチ。クラブ重量は309.8グラム。バランスはD2。20~55歳ぐらいで平均以上にパワーがある人にちょうどいい重さだ。