ACCRA TOUR Z
打ってみると?
シャフト試打で使うヘッドはタイトリストの910D3。ヘッドとシャフトが脱着出来るタイプなので同じヘッドでテストできる。ロフトは表示9.5度だ。まずは60g台のR(M3 65+)から試打。ワッグルでヘッドを左右に揺らしてもシャフトのしなりはわずか。力を入れてしならせようとすると、中間部分が少しだけクイッと動く。実際に打ってみるても、「これってSじゃないの」ってぐらいに感じる。トップからダウンの切り返しで中間部分がクッと小さくしなり、ダウンからインパクトにかけては「しなった分だけ」しなり戻る。
ただし、実際に打ってみると数値ほどはハードに感じない。硬さのわりにはトルク感があって、トルクが硬さを和らげてくれる。加えて、トルクの影響でタイミングが取りやすい。メーカー数値ではトルク4度となっているが、実際はもう少しねじれを感じる。ドライバーのヘッドスピードが40m/sぐらいの人が楽に扱えるシャフトではないが、43m/s以上ある人ならば何とか使いこなせそうである。
S(M4 65+)に持ち替えてもフィーリングは同じ。こちらは硬い分だけ手元側の剛性感が増すが、切り返しでは中間部分が少ししなり、ダウンからインパクトにかけてはトルクの影響で「ややゆったりしなり戻る」。このしなり戻り感が素直で絶妙。ヘッドの挙動をコントロールしやすくタイミングが取りやすい。そしてトルクの影響で、インパクトゾーンでヘッドが左に返りづらい。シャフトでボールを捕まえたい人には「捕まらない」と感じるシャフトだが、ここ一番で左のミスを減らしたい人にはイメージ通りの弾道が打ちやすく、期待に応えてくれるシャフトだ。
プロ、アスリート向けだけあってハードなシャフトであるが、硬いわりにはタイミングが取りやすく、スイング中にしなりも感じやすいシャフトだ。センターフレックス値は高いが、中間部分にしなりのポイントを感じる中調子シャフトである。
適正ヘッドスピードは
M3 65+ 43~47m/s
M4 65+ 46~50m/s
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー