クラブを計測してみると？

アベレージ向けのドライバーにしては、総重量が318gと重い

表示ロフトが9.5度に対してリアルロフトが10.5度。フェース角が＋0.5度。これがノーマルポジション。アドレスすると表示よりもリアルロフトが少し多く見える。ヘッド単体で計測すると重心距離は約36ミリ。460CCとしては短めだ。ライ角度は59.75度で重心アングルは23.5度となっている。一番捕まるポジションに調整すると、フェース角は＋2.25度で、リアルロフトが11.75度。一番捕まらないポジションに調整するとフェース角は－1度で、リアルロフトは9.5度となる。

シャフトは中間部分のしなりを感じ取れる「粘り系」タイプ。切り返しで中間部分がしなり、インパクトゾーンではしなった分だけしなり戻る。適度なねじれ感があるので、タイミングが取りやすい。振動数はSで256cpm。アベレージゴルファー向けのSとしてはやや硬めのセッティングだ。

長さはメーカー発表値が45.25インチで、実測値が45.75インチ（※R&A基準、60度測定法）。クラブ重量は318グラムでバランスはD2.5。45.5インチ換算すると320g前後。25～55歳ぐらいで、体力が平均的もしくは上回るゴルファーにちょうどいいスペックである。

クラブ測定データ