クラブを計測してみると？

純正シャフト（S）の振動数は235cpmと、やや軟らかめの設定

ロフト角9.5度表示でリアルロフト角は12.5度。フェース角は＋2.25度。リアルロフト角がかなり大きく、実際アドレスしてみるとフェースが見えて安心感がある。ライ角は62.25度と非常にアップライト。重心アングルは22.5度と平均的な数値だが、フックフェースと超アップライトなライ角で捕まりやすくなっている。スペック的には、フッカーよりもスライサーの方が構えやすいし、弾道もコントロールしやすく仕上がっている。

シャフトについては、手元剛性が高く、中間から先端が軟らかいシャフト。Sシャフトで硬さの目安となる振動数は235cpmとなっている。振動数は低めだが、トルクが3.7と非常に少ない（メーカー値）。これにより軟らかいがねじれにくい分だけシャフトの挙動が安定している。長さはメーカー値が46インチで、実測値が46.5インチ（※60度法計測）。クラブ重量は純正シャフト（S）で295.4gでバランスはD2.5。45インチ換算にすると310グラム前後の感じになる。50歳以上の人で、軟らかめのシャフトが好きな人と相性良く仕上がっている。

クラブ測定データ