マーク金井の試打インプレッション

ナイキ ヴェイパー スピード ドライバー

2015/02/24 09:00

自分に合ったスペックは?

純正Sシャフトは振動数251cpmと標準的だが、スイングしてみると柔らかく感じ扱いやすい

ロフト角が可変なのでヘッドは一種類のみだが、リアルロフト角はやや大きい。上級者やパワーヒッターよりも、アベレージゴルファー向けに作られている。ボールが上がりづらい人はロフト角を大きめに、ボールが上がり過ぎる人はロフト角を小さめに設定すると、イメージ通りの弾道を打ちやすい。

フックを抑えて飛ばしたい人はフェース角をオープンに、スライスの度合を軽減したい人はフェース角をクローズに調整した方がいい。

純正シャフトは振動数の割には軟らかく感じるシャフト。純正Sのストライクゾーンはヘッドスピード42~46m/sぐらいか。純正には60gのヴェイパーグラファイト+も用意されている。

ヘッドスピードが速いゴルファー向けとして、グラファイトデザイン ツアーAD MJ-6、三菱レイヨン ディアマナ R60、USTマミヤ アッタス6、フジクラ スピーダー エボリューション661もラインアップされている(硬さはいずれもSのみ)がラインアップされている。

弾道測定データ

シャフトヴェイパーグラファイト(S)
ロフト(度)10.5
長さ(インチ)45.75
飛距離(ヤード)272.3
初速(m/s)67.3
打ち出し角(度)14
スピン量(rpm)2641
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