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USTマミヤ ATTAS G7

打ってみると?

シャフト試打で使うヘッドは、テーラーメイド グローレF ドライバー。ロフト角は10度。体積はルール最大級の460cc。試打シャフトは60g台のSフレックス。60g台をチョイスしたので、45.5インチの長さで組み上げた(60度法測定)。

ワッグルすると、手元側がクイッとしなり、先端側もしなる。シャフト全体の剛性感が高いが、しなりを感じやすい。硬さの目安となる振動数は266cpm。アフターマーケット用シャフトとしては、硬めの部類に入る。

実際に打ってみると、切り返し直後にシャフト全体がグイッとしなり、ダウンスイング後半からインパクトにかけて、シャフト全体がムチのように鋭くしなり戻る。シャフトの一部がしなるのではなく、シャフト全体がグイッとしなるような感触が手に伝わる。先端側が軟らかめなので、つかまりの良さ、ヘッドがアッパーに動きやすい挙動も感じ取れた。しなり戻りのパワーが効率よくヘッドに伝わり、ボール初速もしっかり出ている。

シャフトの挙動としては中調子だが、中間部分がしなるというよりはシャフト全体のしなりを感じ取りやすい。しなり戻りのスピードが速いので、インパクトでガツンと叩きにいくよりも、シャフトのしなりに任せて振り切った方がタイングは取りやすいだろう。

ヘッドスピードを46m/s前後にして、弾道計測してみる。良い感じで捕らえると、打ち出し角は13~14度で、スピン量が2400~2700回転。インパクトゾーンでヘッドがアッパーに動きやすいことも作用し、高打ち出し、高弾道でキャリーをしっかり出せる。ランもある程度見込めるので、トータルで飛距離を稼げるシャフトだ。

方向性に関しては、ニュートラルからややつかまるタイプ。ボールを高く打ち出しやすいので、ロフト角が小さいドライバー、最近のトレンドである浅くて低い重心特性を持つドライバーとマッチングが良さそうである。

【適正ヘッドスピード】
ATTAS G7(6S):44~48m/s

シャフトを計測してみると?
UST マミヤ
発売日:2015/09/11 参考価格: 43,200円

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