三菱レイヨン KUROKAGE XM
2015/10/20 09:00
シャフトを計測してみると?
60g台のSフレックスで、振動数は262cpm。アフターマーケット用シャフトのSフレックスとしてはやや硬めの仕上がり。センターフレックス値は4.35と、平均的な硬さだ。数値的には手元が硬い感じになるのだが、実際にスイングすると手元側にしなりポイントが感じられ、ダウンスイングではタメが作りやすくなっている。
シャフトの両端を持って山なりに曲げてみると、シャフトの中間部分から手元部分にしなるポイントがあり、そして先端側のしなりもやや大きめだ。
KUROKAGE XM はKUROKAGE XT に比べると数値以上にしなり感があり、挙動もマイルドで、タイミングが取りやすく仕上がっている。トルクは3.7とそれほど大きくないが、スイング中で適度なねじれ感はある。
今回は60g台なので45.5インチで組み上げたが、重さ、バランスともにやや軽めで総重量は308.1g、D0.5となっている。
【シャフト計測データ】
シャフト(フレックス):KUROKAGE XM 60(S)
長さ45.5インチ/重さ308.1g/バランスD0.5/振動数262cpm/センターフレックス値4.35
(※ヘッド:テーラーメイド グローレF ドライバー)