マーク金井の試打インプレッション

三菱レイヨン KUROKAGE XM

2015/10/20 09:00

このシャフトにお勧めのヘッド

振動数は262cpmとやや硬めの設計。だが前モデル『XT』よりしなり感があるので、扱いやすく感じられる

バランスが軽めに出るシャフトなので、ヘッド重量は軽めよりも重めのほうが相性の良さを感じられる。具体的には、テーラーメイド エアロバーナー ドライバーSLDR S ドライバー 、ピン G30 ドライバーあたりと組み合わせると、ヘッドの良さを引き出せるはずだ。

インパクトゾーンにおける挙動も安定しているので、トレンドである浅重心ヘッドと組み合わせてもいいだろう。たとえば、キャロウェイゴルフ ビッグバーサ アルファ 816 ドライバーやXR PRO ドライバー、ナイキ ヴェイパー フレックス ドライバーのヘッドと相性が良いだろう。やさしめのヘッドを装着してドロー弾道で飛距離を伸ばしたいゴルファーには、ブリヂストンゴルフ JGR ドライバー(10月23日発売予定)、プロギア iD nabla RS02 ドライバーあたりをお勧めしたい。
(※下記の弾道計測データは、ヘッドスピード45.6m/sで計測した数値)

弾道測定データ

シャフトKUROKAGE XM60(S)
ロフト(度)10
長さ(インチ)45.5
飛距離(ヤード)267.3
初速(m/s)65.6
打ち出し角(度)14.5
スピン量(rpm)2144
1 2 3 4 5
三菱ケミカル
よりしなやかに、より遠く
発売日:2015/10/03