テーラーメイド M1 460 ドライバー
2015/11/24 09:00
クラブを計測してみると?
ノーマルポジションだと、ロフト9.5度表示でリアルロフトが10.5度。フェース角が-1.75度とオープンフェースで、アドレスするとフェース面はやや右を向く。ライ角が54.5度と非常にフラットで、重心角は17.5度と小さめ。ノーマルポジションだとオープンフェースなので、スライサーよりもフッカーが構えやすいスペックとなっている。
ロフト角が一番多い状態に調整すると、フェース角は+1.5度でリアルロフトは13度まで増えた。対して、ロフト角が一番小さいポジションに調整すると、フェース角は-5.5度でリアルロフトは7.75度となる。これまでのモデルと同様に、ロフト角を増やすとフックフェースになり、ロフト角を減らすとオープンフェースの度合いが強くなる。
純正シャフト(TM1-116)のSフレックスの振動数は250cpm。アスリート向けにしては軟らかめの設定で、中間部分のしなりが大きいタイプである。ダウンからインパクトにかけては先端がやや多めにしなる。長さはメーカー値、実測値ともに45.5インチ(※60度法測定値)。クラブ重量は311.8gで、バランスがD1.5。30~50歳くらいの男性で、体力が平均的、もしくは平均以上のゴルファーと相性が良いスペックだ。
クラブ測定データ
シャフト | TM1-116(S) |
ロフト(度) | 9.5 |
リアルロフト(度) | 10.5 |
ライ角(度) | 54.5 |
フェース角(度) | -1.75 |
長さ(インチ) | 45.5 |
振動数(cpm) | 250 |